【岡山市北区】豆腐メーカーが営む、お豆腐料理専門店「食事処 おかべ」は小鉢まで絶品でした。
今回ご紹介するのは、昭和58年創業のお豆腐屋さんが営む、お豆腐料理の専門店「食事処おかべ」。(赤矢印)
同じ建物には「豆腐処おかべ」という、自社工場で作ったお豆腐やお揚げの販売をしているお店も。(青矢印)
さて、お店の場所ですが…
↑お店の前から東を向くと、すぐ先には「キムラヤのパン 表町1丁目店」などがあるアーケード商店街。
2022年6月初旬にお店を2度訪ねて食事をいただいてきましたので、その様子をご紹介いたします。
↑古風な棒手振り姿の絵が印象的な大きな看板。
「豆腐の話」として、お豆腐の歴史や魅力についての解説も書かれています。
入り口右の面格子には、写真付きのメニューが張り出されています。
メニューは「おかべ定食」・「揚げ出し定食」「生ゆば丼定食」の3種類。
「揚げ出し定食」と「生ゆば丼定食」は1日15食限定となっています。
↑原材料高騰に伴う価格改定のお知らせ。
日付を見るとつい数日前のことのようです。
6月になって衣替えをしたという暖簾をくぐってお店の中に入ると…
↑カウンター席がお店の奥まで続いています。
↑お店の奥から入口方向を見るとこんな感じ。
店内はお豆腐料理にぴったりな昭和テイストの雰囲気。
↑店内にも随分と昔のお豆腐屋さんの様子が描かれた絵が掛けられていました。
↑「食事処おかべ」のメニュー
お店の外にも張り出されていましたが、定食メニューは「おかべ定食」「生ゆば丼定食」「揚げ出し定食」の3種類。
「おかべ定食」と「揚げ出し定食」は、ご飯のおかわり一杯無料、そして「生ゆば丼定食」はご飯大盛無料となっています。
定食のほかに、お豆腐料理などの一品メニューもあります。
↑初めてお店を訪ねた際に注文したのが「揚げ出し定食」(¥1,100)。
揚げ出し豆腐は注文を受けてから厨房のフライヤーで揚げはじめるのであつあつをいただけます。
奥のほうの席に座ると、間近で揚げているところを見ることも…。
こちらの定食には、ひじきの小鉢、冷奴、お味噌汁、お漬物がついています。
↑揚げ出し豆腐です。たっぷりのお出汁に、薬味はもみじおろし・ショウガ・鰹節・ネギ。
丸一日水切りをしているという絹ごしは口当たりが滑らか。表面の衣が薬味たっぷりのお出汁によく絡み美味しくいただきました。
食事のあとお店の方にお話を伺っていると、「おかべ定食」では衣をつけない厚揚げがいただけるということがわかり、食べ比べをしてみようと後日再びお店を訪ねることに…。
↑2度目のお店の訪問でいただいたのがこちらの「おかべ定食」(¥990)。
「おかべ定食」の小鉢は白和えです。
↑「おかべ定食」の厚揚げはなんと絹ごしと木綿の両方がいただけるのです。
四角い厚揚げが絹ごしで、2つ並んだ三角のほうは木綿です。
特製のだししょうゆをかけてあつあつをいただきます。揚げ出しとはまた違った、さくさくとした食感が楽しめます。
お店の方に勧められて、途中でお酢を少し垂らすとさっぱりとした味わいに変化。
↑小鉢の白和え。
メインの厚揚げも大変美味しくいただいたのですが、小鉢もまた絶品でした。
これまで食べてきた白和えとは別格と言っていいほど濃厚でねっとりとした食感。
お店の方に伺うと、ゴマをたっぷりと練りこんでいるとのこと。
小鉢目当てでまたお店を訪ねようかと思うほどの絶品でした。
↑支払いをする際にレジの前に行くと、脇には懐かしいピンク電話が…。
置物ではなくて現役として活躍しているそうです。
↑食事を済ませた後、お隣の「豆腐処おかべ」を訪ねてみました。
懐かしさを感じさせるショーケースです。
定食の冷奴がきめの細かいなめらかな口当たりだったので、自宅でも味わってみようと思い、絹ごしを1丁買って帰路につきました。
◎今回は北区表町にある「食事処おかべ」のご紹介でした。
食事処おかべの場所はこちら↓