【岡山市中区】江戸時代に建てられたお屋敷でお蕎麦はいかが? 「翠松庵」でお庭・お屋敷・お蕎麦を満喫。
↑今回ご紹介するのは、中区清水にある立派な古民家のお蕎麦屋さん。
お店の名前を「翠松庵(すいしょうあん)」と言い、県道96号(岡山赤穂)線沿いにあります。
↑現在店舗として使われているこの古民家、実は元岡山市長の松本一氏のご生家なんです。
店主によると築170年ということで、江戸時代に建てられたお屋敷が今なおこうして使われていることに感動を覚えます。
↑店先の蔵には翠松庵の看板。
店主のお知り合いの書家の方が書かれたそうで、”しょう” の部分は本来「木」の右に「公」で「松」となるはずですが、ここでは「木」の下に「公」となっています。
↑お店の玄関先には、お屋敷に引けを取らない立派な暖簾と杉玉。
かつてこちらには日本料理店が入っていましたが、8年ほど前に「翠松庵」の名前を引き継いでお蕎麦屋さんとなりました。
開店時間よりも早くにお店を訪ねた際には、玄関を入ってすぐ右のお部屋で店主がそば打ちをされていました。
店主はこちらのお屋敷のご親族の方で、以前からそば打ちを習っていたこともあってお蕎麦屋さんを開くことに。
お蕎麦は1日当り20食ほどということだったので、この日のお昼時の予約をして一旦お店を後にしました。
予約の時間に再びお店を訪ねました。
玄関では案山子さんのお出迎え。
↑客席はこちらのお座敷と…
↑離れにもお庭が良く見える素敵なテーブル席がありました。
↑今回案内された席からも縁側越しにお庭が良く見えています。
↑お座敷の天井にはお札が祀ってあり、その中には「慶應第三年」と書かれたものもありました。
↑「翠松庵」のおしながき
そば単品のほかに、小鉢やかやくごはんが付いたおそばセット、甘味セットなどもあります。
今回は、おそばセット(¥1,200)をざるそばで注文しました。
↑最初にかやくごはんと小鉢が届きました。
小鉢は大根なます・わらびとタケノコのきんぴら・白和えの3種類。
↑もっちりとしたかやくごはんには、今が旬のタケノコ入り。
↑山菜のきんぴらや白和えも丁寧な仕上がり。
↑そしてお待ちかねのざるそばが登場。
↑これまで食べてきたお蕎麦に比べて色白で細切りな感じです。
北海道産のそば粉を使っていて、のど越しをよくするために細切りにしてあるとのこと。
実際にいただいてみたところ、噛むとはね返すような弾力があり、のど越しの良い上品なおそばでした。
お出汁は、日本料理店を営んでいるお知り合いからアドバイスを受けたということで、きりっとした濃い目の仕上がり。
おそばを堪能した後は、そば湯です。
とろみのあるそば湯とお出汁がいい感じに混ざり合って、縁側越しのお庭を眺めながらおいしくいただきました。
↑翠松庵のショップカード
◎今回は中区清水にあるおそば屋さん「翠松庵」のご紹介でした。
歴史を感じさせるお屋敷でゆっくりとおそばを満喫してはいかがでしょうか。
翠松庵の場所はこちら↓
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