【岡山市北区】おかえりなさ~い! 表町エリアに無印良品が戻ってきました。しかも全国で2例目という珍しい出店形態。
2023年3月31日、表町商店街の中に「無印良品」がオープンしました。
表町界隈では、2022年2月末に「岡山ロッツ」が閉館となり、それに伴って「無印良品 岡山ロッツ」も閉店しました。
今回のオープンで、表町エリアにおよそ1年ぶりの “無印良品復活” となりました。
お店を訪ねてみたのはオープンから1週間ほど経った4月上旬。お店の方に店内の様子を案内していただきました。
◆商店街に2店舗同時オープン
今回の出店では、表町商店街の中の「中之町エリア」と「下之町エリア」にそれぞれ1店舗ずつオープンしました。
ですが、お店の名前は「無印良品 岡山表町商店街」に統一しています。
商店街をひとつとして捉えているため、店名も1つにしたそうです。
無印良品といえば、大型商業施設などに出店しているイメージですが、アーケード商店街でのオープンはちょっとびっくり。
お店の方に伺ったところ、今回の出店は ”商店街の活性化” を目的としており、群馬県前橋市に次いで全国でも2例目という大変珍しい形態なのだそうです。
↑こちらは中之町にある無印良品。
この先を南に100mほど進むと県庁通りに出ます。
そしてもう1店舗は…
↑下之町の無印良品。
この先を北に100mほど進むと県庁通りに出ます。
県庁通りから南北にそれぞれ100mほどのところに出店した格好です。
店舗を2か所に分散させることで、お客さんの回遊性を高める狙いもあるのだとか。
◆中之町のお店
↑中之町の店舗では、生活雑貨・食品をおよそ1,000アイテム取り揃えています。
↑人にも環境にもやさしい天然素材を使った商品の数々。
↑シャワーブラシ・ストロー・キッチンペーパーなどが並べられたこちらのコーナー。素材はなんと「竹」。
食品コーナーには手軽に作れる使い切りのものが多く並べられています。
↑冷凍食品もご覧の品揃え。
↑文具コーナーもありました。
◆下之町のお店
↑下之町の店舗には2階フロアもあります。こちらのお店では、婦人服と雑貨、併せて1,000アイテムほどを販売しています。
↑1階フロアの様子。
これからの季節にぴったりの、ヘンプやリネンを素材にした衣類が多数並べられていました。
2階フロアには婦人服・婦人肌着・雑貨が置いてあります。
◆Re MUJI は県内でここだけ
↑「Re MUJI」のコーナー。
回収した無印良品の服を染め直し、再び商品として蘇らせたもので、現在のところ県内での取り扱いはここだけ。
◆一坪開業
これからお店を開きたいという方へのスタートアップ支援として、店舗の一部スペースを貸し出すサービス。
↑お店を訪ねた際には、学生服のリユースを手掛ける「るーぷ」というお店が入っていました。
↑学生服のほかに、柔道着や楽器なども販売。
◆什器にもこだわり
↑中之町・下之町の両店舗とも、商品の陳列に使われている什器(じゅうき)に工夫が施されています。
普段は店舗什器として使われているこの木組みですが…
↑組み立て直せば、なんと避難所の間仕切りに早変わり。
岡山県立大学デザイン学部建築学科の畠研究室が開発した木組みのシステムなのだそうです。
◎今回は3月31日にオープンした「無印良品 岡山表町商店街」をご紹介しました。
商店街への出店で、より身近になって戻ってきた「無印良品」。ぜひ立ち寄ってみてください。
★3月14日は円周率の日様、情報提供ありがとうございました。
無印良品 岡山表町商店街(中之町)はこちら↓
無印良品 岡山表町商店街(下之町)はこちら↓