【岡山市北区】真備町で惜しまれながら閉店した「ノラネコ食堂」が表町商店街に移転オープン。中華そばと海南鶏飯を食べてきました。

「ノラネコ食堂」の外観

2022年12月9日、表町商店街に中華そば・海南鶏飯などを提供する「ノラネコ食堂」がオープンしました。

お店を訪ねたのはオープンから間もない12月下旬。

◆お店の場所

「ノラネコ食堂」は、表町商店街と県庁通りの交差点の一角にあります。

「ノラネコ食堂」の外観

↑白い暖簾がある出入口は商店街に面していて、もう一方は県庁通り沿いとなっています。

「ノラネコ食堂」の周辺状況

↑お店の前から表町商店街の南方向を見たところ。

商店街を左右に貫いているのが県庁通り。そして通りの向かい右手に見えているのは天満屋岡山本店。

◆ノラネコ食堂の看板

「ノラネコ食堂」の看板

↑お店の看板は、万美さんという書道家の方によって書かれたもの。↓

「ノラネコ食堂」の看板

◆店内の様子

「ノラネコ食堂」の暖簾

↑白い暖簾をくぐって店内に入ると…

「ノラネコ食堂」の店内

↑お店のキッチンを取り囲むように、コの字型をしたカウンター席と…

「ノラネコ食堂」の店内

↑テーブル席もありました。

◆ノラネコ食堂について

「ノラネコ食堂」の看板

「ノラネコ食堂」は、2019年8月、倉敷市真備町にオープンしました。

店主は、西日本豪雨で被災した真備町で、がれきの搬出や炊き出しなどのボランティア活動を続けていました。

ところが、あるとき地元の方から「もう無料の炊き出しはやめて、お金を取ってほしい」という声がかかり、ノラネコ食堂を開くことに。

お店は被災された方の自宅の一部を借りてスタート。

地元の方の働き先としてもお店を利用してもらおうと考え、お店のスタッフには地元の主婦の方々を迎えます。

地元の方はもちろんのこと、現地の復興に当たる工事関係者らの憩いの場所としてにぎわっていたそうですが期限付きで出店したお店。

2022年3月に惜しまれながら閉店しました。

そして、12月9日にこちら表町商店街に移転オープンとなりました。

すでに真備町からかつての常連さんがこちらのお店を訪ねてきているそうです。

◆「ノラネコ食堂」のメニュー

「ノラネコ食堂」のメニュー

↑中華そばや海南鶏飯(カオマンガイ)

お店は中休みをはさんで、お昼と夜の営業スタイル。

「ノラネコ食堂」のメニュー

↑お昼時には、中華そばと、飯取物語付きのラーメンラースなどを提供。

「ノラネコ食堂」のメニュー

↑夜の営業では、お酒にぴったりのメニューが数多く提供されます。

◆ラーメンライス(飯取物語付き)

「ノラネコ食堂」のラーメンライス

↑中華そば・ライス・小皿の「飯取物語」がセットになった「ラーメンライス」(¥1,000)

「ノラネコ食堂」の中華そば

↑真備町産の筍がトッピングされた中華そば。

鶏ガラ醤油のスープが美味しくてとても懐かしい感じがします。

店主によると、真備町ではミドル~シニア世代の方々の利用が多く、そういったお客さんの好みに合うようなレシピにしたそうです。

のど越しの良い麺と味のよく染み込んだチャーシューがスープと見事に調和。

「ノラネコ食堂」の飯取物語

↑小皿に添えられているのが「飯取物語」

真備町産の筍に刻んだ大葉が加わり味噌で和えています。青唐辛子のピリッとした辛さと大葉の風味が味噌とよく馴染んでいます。

おかず味噌のような感覚でご飯がいくらでも進みます。

◆海南鶏飯(カオマンガイ)

「ノラネコ食堂」の海南鶏飯

↑2度目にお店を訪ねたのは夕方。夜の営業で提供される「海南鶏飯(カオマンガイ)」(¥900)をいただくため、日を改めて再びやって来ました。

お店の看板に見事な文字で”中華そば 海南鶏飯” と書かれてあり、この2つは是非食べてみたいと思っていました。

「ノラネコ食堂」の海南鶏飯

↑鶏の旨味をたっぷりと含んだライスはジャスミン米(タイ米)。

パクチーの下には、スパイシーなオリジナルソースがかけられた柔らか・ぷりぷりのチキンがゴロゴロ。

懐かしい風味が嬉しい中華そばとは好対照のエスニックなカオマンガイも美味しくいただきました。

◎今回は12月9日、表町商店街にオープンした「ノラネコ食堂」をご紹介しました。

ノラネコ食堂の場所はこちら↓

すずめ

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