↑今回ご紹介するのは、南区大福にある国産小麦・天然酵母のパン屋さん「コロボックル」です。

お店を訪ねたのは2022年9月半ば。平日の正午前にお店にやってきました。

アットホームな雰囲気のパン屋さん。お庭に置かれた真っ赤なブランコが印象的です。

こちらにお店を開いて11年ほどになるそうです。

↑お店の前の道路は比較的交通量が少なく、南を向くとこんな感じ。

田んぼを隔てた南には、老人保健施設「あいの里リハビリ苑」の大きな建物が建っています。

↑北を向くとこんな感じ。

写真右手には笹ヶ瀬川が流れています。

お店の看板には「国産小麦・天然酵母パン」とあります。

店主に伺ったところ、小麦は北海道産、酵母はあこ天然酵母を使用しているとのこと。

美味しいパン作りはもちろんですが、身体に優しい素材選びも大切にしていて、ショートニングやマーガリンは一切使用していないそうです。

お店の名前については…

↑店主が子供のころに読んでいたお気に入りの本が由来。

コロボックルというのは、アイヌの伝承に登場する小人さん。

↑お店の前には手入れの行き届いた素敵なお庭が広がっていました。

植え込みの中を探せば、小人さんがいてもおかしくないような温かみのあるお庭。

小ぢんまりとした店内には焼きあがったパンがたくさん並べられていて、見ているだけで幸せな気分に。

お昼前後にパンが焼き揃うとのことで、その頃が品揃えが一番豊富。

↑お店の一番人気は、自家製カスタードクリームを詰め込んだクリームパン（￥160）

↑菓子パン、惣菜パン、ベーグルもありました。

素材にこだわったパン作りをしているのに、値札を見ると驚くほど良心的なお値段。

↑コロボックルお勧め商品と書かれてあるのは、炊いた小豆と玄米をパン生地に練り込んでいる「玄米パン（￥290）」

店主によると、コロボックルのパンはどれもシンプルで、小麦の味と香りを楽しんでもらえるようにパン生地は特に丁寧に作り上げているそうです。

↑玄米パン（￥290）・チーズフランス（￥200）・ミニフランスあんバター（￥250）を買ってみました。

「玄米パン」の外側はフランスパンのような硬さはありませんが、噛み応えのある食感。玄米と小豆が入っているということで、独特の味と香りが楽しめます。

「チーズフランス」も外側はさほど硬くはありません。チーズのコクと旨味が堪能できますが、自己主張しすぎないので、小麦の優しい甘さと香りも楽しめるパンでした。

「ミニフランスあんバター」は手に取るとずっしりとくる重量感。重さの理由はどう考えてもたっぷりの粒あん。甘くておいしいあんことバターの相性はいうまでもなく最高。

フランスパンの噛み応えのある硬さも楽しめます。

◎今回は南区大福のパン屋さん「コロボックル」をご紹介しました。

身体にやさしい素材で作られたパンをぜひどうぞ。

コロボックルの場所はこの辺り↓

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