【岡山市南区】こんなの見たことない! たい焼きの「虎一」から ”半身” のたい焼きがついにデビュー。
↑2022年7月、南区妹尾にたい焼きの「虎一」がオープンしました。
お店の場所はスーパーマーケット「マルナカ妹尾店」のすぐ目の前。
↑「虎一」では、たい焼きのほかに「糸ピンス」という韓国発の新感覚かき氷も販売しています。
今年(2022年)8月に初めてお店を訪ねた際には、この「糸ピンス」というちょっと珍しい糸状のかき氷を食べてみましたが、今回はこの「糸ピンス」よりももっと珍しいものが登場したということで再び「虎一」を訪ねました。
↑おしながきの中に、半身とありますが、これがついに登場したのです。
以前、店主からは「半身のたい焼きも登場しますから楽しみに待っていてください」と言われ、半身のたい焼きの姿をいろいろと想像していました。
頭としっぽで分かれているのか、背中と腹で分かれているのか、ひょっとすると3枚おろしのような姿なのか、いろいろと妄想を膨らませていましたが…
↑こちらが半身のたい焼きを作る金型です。
半身というのは頭としっぽに分割されるというものでした。
今回は特別に半身のたい焼きを焼くところを見せていただきました。
↑まずは金型に生地を流し込んでいきます。
↑続いて生地の上にあんを載せていきます。
あんは、通常サイズと同じ量を使用。
↑頭としっぽの部分であんを切り分けて、あとは反対側の生地を焼いて両側から挟み込んで出来上がり。
↑左のたい焼きは通常サイズ。右は半身のたい焼きです。
↑金型からおろされたたい焼きたち。
こちらはよく見かけるたい焼きの姿をしていますが…
↑こちらは半身のたい焼きたち。
はじめて目にする光景に、どのような言葉を添えたらよいのか正直分かりません。(笑)
↑それぞれ半身でひとつの商品なので、頭としっぽの分かれ目を断面と呼ぶのは正しくないかもしれませんが、この断面部分が生地で覆われているというのは初めて見る光景。
少しネットでググってみましたが、こんなたい焼きは出てきません。
もしや日本初?ということは世界でもここだけ…?
どんどん妄想の世界に入っていきましたが、店主に尋ねたところ…
私もネットで少し探してみましたが、虎一の半身と同じようなたい焼きを見つけることはできませんでした。
ただ、ネット上に出ていないだけで(半身のたい焼きが)存在している可能性もありますし、日本初かどうかは分かりません。
とのこと。

虎一の通常のたい焼き(左:白あん 右:カスタード)
そもそも奇をてらって半身のたい焼きを始めたわけではなく、例えば白あんやカスタードを注文したお客さんが黒あんも一口食べてみたいと思ったとき、気軽に買えるように半身を提供することを思いついたそうです。
もちろん半身1つからの購入も可能とのことで、料金も通常サイズの半額に設定していて良心的。
店主によると、たい焼きが一番おいしいのはやはり焼きたて。
10分程度待っていただけるなら、焼きたてのたい焼きを提供します。注文した後、マルナカさんで買い物でもしていただいてたら、その間に焼いておきますよ。
とも。
↑黒あんの半身(頭もしっぽもそれぞれ¥80)を買ってみました。
↑断面に相当する部分も生地に覆われて黒あんは見えていません。
前回購入して食べたところ、生地のモッチリ感とあんの美味しさが印象的でしたが、半身になってもおいしさは健在。
◎今回は南区妹尾のたい焼き屋さん「虎一」から、半身のたい焼きが登場したお知らせでした。
ぜひ一度、この珍しい ”半身のたい焼き” をお試しください。
「虎一」の場所はこの辺り↓