夏の風物詩として人気の、夜の岡山後楽園を様々な灯りでライトアップする夏の幻想庭園。

今年（2022年）も8月1日から開催されています。

↑夏の幻想庭園2022のチラシ（6.5MB・PDF）

　◎開催期間：2022年8月1日～8月31日
　◎開催時間：18時～21時30分
　※入園は21時まで

会期も中盤に差しかかった8月中旬に夜の後楽園を訪ねてきましたので、その様子をご紹介いたします。

幻想庭園では、広い園内をいくつかのテーマ・会場に分けてライトアップしています。

↑左：延養亭　　右：鶴鳴館

後楽園正門を入って右の方へ進んでいくと、鶴鳴館、そして延養亭と立派な建物が並んでいます。

延養亭の前までやってくると…

↑＜夏宵の彩り  延養亭＞

延養亭では、植え込みや庭石に色鮮やかな紋様がプロジェクションマッピングで映し出されていました。

延養亭のプロジェクションマッピングを楽しんだ後、唯心山の方に進んでいくと…

↑＜スカイランタン 恵みのともしび＞

宙を浮いている優しい光のスカイランタンは土・日・祝限定の参加型イベントで、参加者はスカイランタンに願いを書いた短冊を付けて夜空に浮かべます。

　◎時間：18時～
　◎会場：唯心山西側芝生
　◎定員：各日先着30名
　◎参加費：1個￥1,000
　※スカイランタンの持ち帰りはできません

↑園内の曲水も美しい光で縁取られて幻想的な雰囲気に。

↑＜おかやま恵みの庭園＞

正門からほど近い芝生エリアで輝く色とりどりの光の粒は、岡山特産のピオーネ・白桃・マスカットなどをイメージしたもの。

後楽園の関係者にお聞きしたところ、この光の粒はボールライトと呼ばれる照明で、200個設置しているとのことでした。

↑園内が一望できる唯心山にも登ってみました。

延養亭のプロジェクションマッピングや芝生エリアに広がる「おかやま恵みの庭園」も見渡せます。

↑＜おかやま果物時間の森＞

後楽園の南東部にある千入の森では、森の木々を色鮮やかな照明でライトアップ。

↑＜宵がすみの島茶屋＞

園内のほぼ中央に位置する沢の池。池の東側にある中の島では島茶屋周辺がかすんだように見えていました。

↑＜Aurora of Prism＞

沢の池の北側に位置する松林に設置されたフレームとオーロラライトで神秘的な雰囲気に。

↑和傘と行燈が置かれた撮影スポットも沢の池の北側にありました。

↑園内をほぼ1周して、正門の近くまで戻ってきました。沢の池のほとりでひときわ明るく輝くグリーンの照明の向こうでは、色鮮やかな延養亭の姿が浮かび上がっていました。

↑夏の幻想庭園2022では、様々なテーマで夜の幻想的な後楽園を演出していますが、最も広いスペースを使って演出していたのがこの「おかやま恵みの庭園」でした。

さて、こちらは幻想庭園のイベントではありませんが…

↑現在令和の大改修が行われている岡山城のリニューアルオープンをPRするうちわの配布が行われていました。

うちわが配布される場所は後楽園正門手前の道沿い。

関係者の方にお聞きしたところ、今後のうちわ配布に関しては、

　◎配布日：8月20日・27日
　◎配布時間：午後6時～
　※各日数量限定につき、無くなり次第終了

とのことでした。

2022夏の幻想庭園には、平日と土曜日の2回訪ねてみましたが、スカイランタンなど週末限定のイベントもあるので、イベント重視で楽しむなら週末がおすすめです。

また、園内の雰囲気をゆったりと満喫したいなら客足の落ち着く平日がおすすめです。

◎今回は岡山後楽園で開催の2022年「夏の幻想庭園」をご紹介しました。

岡山後楽園の場所はこちら↓

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