【岡山市北区】オープンから45年となる「洋食チャイム」。 店名の由来は県庁のミュージックサイレン。
↑岡山県庁からもほど近い、あくら通り沿いにある「洋食 チャイム」。
以前からこちらに洋食屋さんがあることは知っていましたが、実際にランチをいただいてみようと思いお店を訪ねたところ…
↑店先のサンプルケースには、何故か洋食屋さんとは関係のなさそうな置き物が並べられています。
食事を提供しているのか気になり店主にお聞きしたところ、以前はメニューサンプルを置いていたそうですが、古くなったためお客さんからいただいたお土産などを替わりに置くようになったのだとか。
↑よく見てみると、入り口の脇にはメニューの看板が出ていました。
看板の下には、”手作りの味を大切に!! バランスの良いお食事を!!” と書かれていて、どんな料理を提供しているのか期待が膨らみます。
↑こちらが「洋食 チャイム」の店内の様子。
カウンター席とテーブルが3卓というレイアウト。
昔ながらの洋食屋さんという言葉がぴったりの、懐かしくて居心地のよさそうな雰囲気。
お店のオープンは1977年(昭和52年)ということで、もう45年も前のこと。
ご夫婦でお店をずっと続けてこられたそうです。
店名の「チャイム」については、県庁の「ミュージックサイレン」にあやかってつけたということです。
店名の由来ともなったミュージックサイレンは、残念ながら2016年8月で運用が終了していますが、店主によるとマンションやビルが立ち並ぶ以前は、かなり遠くまでミュージックサイレンの曲が鳴り響いていたそうです。
さて、今回はサービスランチのうち、クリームスープが付いた「Bランチ」(¥1,100)を頼んでみました。
↑赤ちゃんの離乳食にも使えるというクリームスープ。
化学調味料不使用でまろやかな味に仕上がっています。
店主は、健康のためには何を食べるかが大切と言います。
チャイムではソースやドレッシングなどもすべて手作りで添加物も不使用。
80歳になるという店主ですが、お顔つきも精悍でコックコート姿もバッチリ決まっていて、とても80歳というご高齢には見えません。
そんな店主の言葉には説得力がありました。
↑クリームスープに続いて、ポークカツレツとライスが出てきました。
↑大皿には、ポークカツレツ・スパゲッティ・サラダの盛り合わせ。
ポークカツレツのデミグラスソースも当然ながら店主の手作り。
なんと完成までに1ヶ月を要するという大変に手間暇かけて作られたものだということです。
厚肉のジューシーなポークに手作りのデミグラスソースが見事にマッチ。
サラダもしっかりとしたボリュームがありました。
↑食事のあとはデミタスコーヒー。
お店を訪ねたのがお昼時というには少し遅い時間帯だったので、店主からいろいろとお話を伺いながら食事をいただきました。
手作りのやさしい味を大切にする「洋食 チャイム」、よろしければ是非お立ち寄りください。
◎今回は北区内山下の「洋食 チャイム」のご紹介でした。
洋食チャイムの場所はこちら↓