【岡山市北区】お正月らしい催しが楽しめる後楽園の「初春祭」は1月3日まで。元旦は箏と尺八の演奏がありました。
元旦は岡山後楽園の入園料が無料、しかも正月三が日は「初春祭」が開催されるということで、2022年元日の後楽園の様子をうかがってきました。
↑後楽園の正門前に着いたのは、2022年1月1日午前11時過ぎ。
既に園内には大勢の人がいました。
↑正門の横には入園無料(1月1日のみ)を知らせる看板と、タンチョウの園内散策中止を知らせる看板が設置されていました。
優雅に空を飛ぶ姿を見ることは叶いませんが、まずはタンチョウが飼育されている鶴舎に行ってみました。
後楽園では現在8羽のタンチョウが飼育されています。
例年秋から冬にかけてタンチョウの園内散策が開催されていますが、昨年12月に広島県内で発生した高病原性鳥インフルエンザへの感染防止のため、散策が取り止めとなりました。
↑続いて訪ねたのは、かつて藩主の居間として使われていた「延養亭」。
この人だかりの理由は…
↑初春祭の催事の一つ「新春筝曲の会」が開催されていました。(鑑賞無料)
日本庭園に由緒ある建物、そして箏と尺八による見事な演奏で、お正月気分を十分に満喫することができました。
続いて園内をぐるりと見て回りました。
↑先ほどの「新春筝曲の会」の会場のすぐ隣には「鶴鳴館」と呼ばれる建物があります。
江戸時代に建てられたものは戦災で焼失し、山口県岩国市にあった吉川邸を昭和24年に移築しました。
↑こちらは流店(りゅうてん)と呼ばれる木造2階建ての建物。
建物中央部に水路を通すという全国的にも非常に珍しい構造をしています。↓
流店の横にある唯心山に上ってみました。
高さが僅か6mということですが、園内が一望できます。
左には「新春筝曲の会」が行われている延養亭、右には園内で最も大きな池の「沢の池」が見えています。
↑唯心山から見た沢の池の様子。
↑唯心山を下りて沢の池の向かい側までやって来ました。
沢の池から唯心山方面を見るとこんな感じです。
背後には改修工事中の岡山城も見えていました。
兼六園・偕楽園と並んで日本三名園と称せられる後楽園ですが、特に初春祭が開催される三が日は、お正月気分を味わうにはぴったりのタイミング。
園内をゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。
◎今回は岡山後楽園で2022年1月1日~1月3日にかけて開催される「初春祭」のご紹介でした。
岡山後楽園の場所はこちら↓
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