【岡山市南区】禁断症状(?)の出るトマトを販売中。野菜ソムリエ秀ちゃんの店「Re ベジル」が面白過い。
南区千鳥町にある、ちょっと風変わりな八百屋さんをご紹介します。
「野菜ソムリエ秀ちゃんの店」という看板の出ている八百屋さんですが、実はその店主さんは、既に店を畳んでいます。そして瀬戸内市邑久町で別の八百屋さんを経営していた人(現在の店主)が、4年前にこちらに移ってきました。
現在のお店の本当の名前は、「Re ベジル」。野菜の良さをもう一度見直そうという意味だそうです。
ですがご覧の通り、お店の看板は当時のままで、ネット検索してもこの場所は、いまだに「野菜ソムリエ秀ちゃんの店」。(笑)
決して広いとは言えない店内に、野菜、果物がぎっしりと並んでいます。
↑スーパーでは見かけない野菜もここでは売っていたりします。なんと、つくしまでも…。
週末だったからかも知れませんが、次から次へとお客さんが絶えません。店主にお話を伺いたいのですが…。待つほかありません。
そうこうしていると、お客さんとのやり取りが聞こえてきました。
客)この禁断のとまとって、どういうところが禁断なんですか?
店主)食べると禁断症状が出るという意味です。
客)は?
店主)…。
客)どこで栽培しているんですか?
店主)教えたくありません。(笑)
という、まるで漫才の掛け合いのような会話が聞こえてきました。
↑そういえば、店先に奇妙な看板がありました。早速、その禁断のとまとのことを聞いてみました。
↑こちらが、禁断のとまと。「かれんなちいこ」という名前のようです。パック詰めされたミニトマトが何ケースも重ねられていますが、毎日きれいに売りさばけるそうです。
一見すると普通のミニトマトですが、形がまん丸ではなく、波打ったような凹凸があります。
3月~6月が出荷シーズンですが、鮮度が落ちるのが早いので、スーパーには出回りません。
私も禁断症状を確かめたくて、1パック(税込410円)買いました。通常のミニトマトよりは、お値段少々高めです。
大き目のトマトを一つ口に含んでみました。まず驚いたのは食感でした。トマトのそれとは違うんです。あえて言葉で表現するなら、”えっ、なにこれ”です。
そしてもうひとつの驚きは、トマトの味が濃厚だということです。昔懐かしいトマトの味がしました。
濃厚なトマトの味がするのに、食感がトマトじゃないところが奇妙というか、新鮮というか、確かにクセになるぅ~。
↑レジの後ろにこんな張り紙が…。イノシシ肉を販売していることは分かるのですが、イノシシに怒られているようで、なんかこれだと買いにくくないですか?(笑)
↑一方、こちらの張り紙には、生きているヤギの販売も…。ただ、残念ながらここでヤギを飼っているわけではありませんでした。
手書きのPOPも面白いですし、何より店主の方がユーモアにあふれていて、楽しい気分になってきます。
お店に行くなら、月曜、木曜、土曜のお昼頃が品揃え豊富で狙い目だと教えていただきました。
☆石井様、情報提供ありがとうございました。
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