【岡山市中区】『沢田の柿』もそろそろシーズン終盤。 2022年の沢田選果場での柿販売はあと2回。
↑中区沢田にあるJA岡山の沢田選果場。
普段はひっそりとしていますが、柿の販売日ともなると…
↑「沢田の柿」を買い求めるお客さんの長蛇の列。
◆選果場での柿販売の日程について
↑今月(2022年11月)初めに沢田選果場を訪ねた際には、柿販売の日程は11月27日までしか決まっていませんでしたが…
↑11月28日に再度選果場を訪ねてみたところ、柿販売の日程が追記されていました。
新たに柿販売が追加されたのは、
◎11月30日(水)
◎12月 2日(金)
の2日間です。
以前、天候その他の事情で柿販売が中止になることがあると伺っていましたが、上記の2日間に関しては天候等に関係なく販売が行われるとのことです。
また、2022年の沢田選果場での柿販売は、12月2日が最終日というのも決定しているとのことでした。
◆沢田選果場の場所
↑百間川に架かる「沢田橋」の南詰から東に100mほど進んで、赤い矢印の方に入っていきます。
あとは、道なりに300mほど進むと右手に沢田選果場があります。
なお、選果場には駐車場がありません。
↑選果場の手前に3か所ほど駐車場がありますので、そちらをご利用ください。↓
◆柿の販売時間について
選果場では、まず「赤袋」と呼ばれる規格外品の袋詰めが販売され、その後箱詰めの規格品が販売されます。
赤袋も箱販売も事前に「整理券」が配布されますので、まずはそれを入手しておく必要があります。
◎12:30頃~
赤袋購入希望者へ整理券の配布が始まります。
◎13:30頃~
赤袋の販売が始まります。
続いて箱販売の整理券配布も。
◎15:30頃~箱販売が始まります。
当日は赤袋の購入整理券を求めて、早い方だと午前9時半ごろから並んで待つそうです。
少し時間に余裕を持ってお出掛けされた方が良いかもしれません。
◆栽培面積の減少
1989年に始まった「沢田柿まつり」は、百間川の河川敷で毎年11月に開催される恒例行事で、周辺では交通渋滞ができるほどの盛況ぶりでした。
ところが残念なことに生産者の方々の高齢化が進み、2019年の開催が最後となりました。
後継者がいないことから、ピーク時には20ヘクタールほどあった沢田の柿農園では廃園が続き、現在では10ヘクタール以下にまで減少しているそうです。
残念なことですが、高齢を理由に廃園せざるを得ない生産者さんが今後も出てくるとのこと。
明治時代から脈々と受け継がれてきた100年以上の歴史を誇る「沢田の柿」。
ずっと後世まで残ってほしいと願わずにはいられません。
※記事の作成に当たっては、沢田生産組合の方からお話を伺いました。
◎今回は、沢田選果場での今年(2022年)最後の柿販売日についてご紹介しました。
沢田選果場の場所はこちら↓