【岡山市北区】表町エリアのシンボル的存在だったあの「渡り廊下」が間もなく撤去に。
↑今年(2022年)2月末で閉館となった岡山ロッツの前を通りかかると、工事のお知らせが張り出されていました。
渡り廊下の解体工事で、2022年8月25日~9月17日まで夜間工事を実施する旨の案内でした。
↑その渡り廊下というのがこちらです。
写真右の緑のメッシュシートが張り巡らされた建物はすでに解体工事が進んでいるかつての岡山ロッツのビル。
そして左に一部見えているのは天満屋岡山本店の別館「Be Wing」。
岡山ロッツと天満屋別館に挟まれたグレーの防音シートで囲われた部分が渡り廊下です。
渡り廊下の下には県庁通りが東西に延びています。
↑その渡り廊下を西側から見るとこんな感じに。
↑間もなく撤去される渡り廊下ですが、7月上旬にはまだその姿は見えていました。
作業工程や交通規制について
工事関係者の方から渡り廊下の解体工事に関する工程や交通規制についてお伺いした内容は、概略以下の通りです。
〈工程〉
◎7月中に養生足場・シートの設置を完了
◎現在は天井部分の解体作業(8/8取材時)
◎8月25日からはクレーン作業を伴う夜間工事
◎9月17日には撤去完了の予定
〈交通規制〉
◆通行止めはありません。
◆クレーン作業は最終バスの運行が終了した後、23:30~5:00の時間に限定します。
◆クレーン車を県庁通りに配置する場合、天満屋バスステーション寄りにう回路を設けます。
また、工事関係者の方からは、「工事期間中、ご迷惑・ご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします」とのことでした。
さて、この撤去中の渡り廊下ですが、少し近くで見てみると…
↑車道上はトラス構造の梁が架けられています。
↑バスステーション側の頭上にはH形鋼と呼ばれる鉄骨で養生足場が設置されていました。
↑天満屋本館と別館の「Be Wing」をつなぐ別の渡り廊下から今回撤去する渡り廊下を見るとこんな感じです。
天満屋岡山本店の方にこの渡り廊下の名称についてお伺いしたところ、ロッツと天満屋の間に架けられていたからでしょうか、「ロッテンブリッジ」と呼ばれていたそうです。
更に詳しく調べていただいたところ、書面には「天満屋バスステーションオーバーブリッジ」という表記があったと教えてくださいました。
ここからは、以前撮影しておいた岡山ロッツと渡り廊下の写真をご紹介いたします。
↑ビルの下の部分に白い仮囲いが設置されていました。
↑歩道と車道の間に足場が設置され、歩行者は仮囲いの間のスペースを通るように変わっていました。
↑4月末からの1か月間では、外見上大きな変化は見当たりません。
↑7月になると仮設足場がビルの最上部まで設置されていて、緑色のメッシュシートで覆われていました。
↑そして8月になると渡り廊下は養生シートで覆われ姿が見えなくなっていました。
表町エリアのシンボル的存在だった岡山ロッツのビルや渡り廊下。
無くなってしまうのはちょっと寂しい気持ちもありますが、引き続き街が変化していく様を記録に残しておこうと思っています。
◎今回は天満屋岡山本店の別館「Be Wing」と岡山ロッツを結んでいた渡り廊下の撤去工事について取り上げました。
工事現場はこの辺り↓