【岡山市北区】オープンから50年以上となる「純喫茶ダンケ」。昭和レトロの懐かしさと斬新なアートが同居。

今回ご紹介するのは、オープンから50年以上という歴史を持つ喫茶店「純喫茶ダンケ」。

ドイツ語で「ありがとう」を意味するお店の名前。

オープン当初は、現在岡山シンフォニービルが建っている場所にお店があったそうです。

「純喫茶ダンケ」の外観

↑岡山シンフォニービルの建設に伴って引っ越してきたのがこちらの「表町第2開発ビル」の2階。

このビルは、表町のアーケード商店街とオランダ通りの間にあり、シンフォニービルのすぐ南隣という場所。

「純喫茶ダンケ」の外観

↑ガラス張りに赤いラインの入った「広東料理 海華楼」の真上が「純喫茶ダンケ」。

こちらに移転してからでも既に30年以上経っているそうです。

「純喫茶ダンケ」の入り口

↑ビルの2階にあるお店の入り口。

ドアの上には独創的なオブジェが飾られています。

「純喫茶ダンケ」の店内

↑「純喫茶ダンケ」の店内。

床板・カウンター・壁が茶褐色でまとめられ、おしゃれで落ち着いた雰囲気です。

カウンターに6席とその背後には4人掛けテーブルが3卓。

お店の奥は少し屈曲したような間取りになっていて、そちらには4人掛けテーブルが3卓とその奥にも小さなテーブルがひとつ。

お店の奥は少し隠れ家的な雰囲気も楽しめます。

「純喫茶ダンケ」のメニュー

↑モーニングのメニューは「トーストモーニング」(¥500)と、「サンドウィッチモーニング」(¥600)の2種類。

飲み物はコーヒー・紅茶・カフェオーレがそれぞれホットとアイスから選べます。

メニューを裏返すと…

「純喫茶ダンケ」のメニュー

↑先ほどのモーニングメニューとは大違いのアート作品のような雰囲気。

「純喫茶ダンケ」のメニュー

↑よく見ると、お店のレジ横で額に入れて飾ってあるものと同じ。

ところどころが破かれた段ボールをベースにしたコラージュのような作風ですが、明らかにメニューの次元を超えた現代アートといえるレベル。

店主に伺ったところ、お店の内装を手掛けた業者さんがこのメニューを制作したのだそうです。

「あの絵もそうなんですよ」と言う店主の視線を追うと…

「純喫茶ダンケ」の店内

↑真っ赤な金魚の絵。

丸々太ったらんちゅうでしょうか、圧倒されそうなほどの大迫力です。

「純喫茶ダンケ」の看板

↑そういえばお店の看板も随分と斬新なデザインだったことを思い出し尋ねてみると、やはり同じ方の作品でした。

このようなアーティスティックな業者さんが手掛けた内装にもきっと様々な趣向が凝らしてあることでしょう。

「純喫茶ダンケ」のモーニング(トースト)

↑今回注文したのは、「トーストモーニング」(¥500)

飲み物はアイスコーヒーにしました。

窓の外を眺めながら、バターの良い香りがするトーストと美味しいコーヒーを楽しみました。

「純喫茶ダンケ」のミルクポット

↑ダンケのミルクピッチャーは個性的な形。

よくあるのは寸胴鍋のような形状ですが、こちらのお店のものはコーヒーカップのような形でした。

「純喫茶ダンケ」から見える風景

ダンケのお客さんは常連の方がとても多いようで、聞くともなく耳に入ってくる店主とお客さんとの掛け合いは、ラジオを聞いているようなほのぼのとした雰囲気。

「純喫茶ダンケ」から見える風景

↑ダンケの窓から見える岡山シンフォニービル。

◎今回は北区表町の「純喫茶ダンケ」をご紹介しました。

昭和レトロと斬新なアートが同居するダンケをぜひ一度訪ねてみてください。

純喫茶ダンケの場所はこちら↓

すずめ

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