【岡山市南区】小さな演劇イベントのはずでしたが…。興除の歴史秘話『黄金のあしあと』が12月の公演に向けてスタートを切りました。

興除新田開発200年記念演劇

画像提供:kojo-kojo委員会

興除地区の新田開発(干拓事業)から200年になるのを記念して、「黄金のあしあと」という史実に基づいた演劇が今年(2023年)12月に早島町の「ゆるびの舎」で上演されます。

 

◆小さな演劇イベントのはずが…

当初は小学校の体育館で小規模な劇を上演する予定でした。
ところが、興除にゆかりのあるプロの劇団関係者が岡山に帰郷していたことが分かり、その方もプロジェクトに加わったことで演劇の内容も一気に本格的なものに。
舞台も500人以上収容可能な大きなホールに変更されました。

 

◆演劇の主催はkojo-kojo委員会

kojo-kojo委員会

画像提供:kojo-kojo委員会

↑この一大プロジェクトの主催はkojo-kojo(興除向上)委員会。

1年ほど前に立ち上がったばかりの十数名の団体で、これまでに3回のイベントを開催して、延べ5,000人以上を動員するという精鋭ぞろい。

kojo-kojo委員会

画像提供:kojo-kojo委員会

200年前の先人たちの開拓者精神を引き継ぎ、「黄金のあしあと」公演成功に向けて奮闘されているようです。

 

◆興除誕生の歴史秘話

はるか200年も前のこと、海から陸地をつくる国家的プロジェクトが難工事だったことは想像に難くありません。
ところが興除の場合、事業着手前から様々な難問が山積。実際に工事が始まるまでになんと100年を要したと言われています。

今年4月に開催された「kojo-kojo ナイトマルシェ」のプロジェクションマッピングでも演劇のあらすじが紹介されていました。↓

興除新田開発200年記念演劇

 

興除新田開発200年記念演劇

 

興除新田開発200年記念演劇

 

興除新田開発200年記念演劇

 

興除新田開発200年記念演劇

 

興除新田開発200年記念演劇

 

興除新田開発200年記念演劇

劇中では、興除新田開発のキーマンともいうべき人物「岩崎利兵衛」にスポットを当て、更に地元に口伝で伝わるミステリアスな伝承も織り込んだ内容になるとのことです。

工事を始めたところ、何度作り直しても堤防が崩れるばかりで工事が全く進まなくなるという事態に直面。万策尽きて「人柱」の話も出るほどに。
そこに不思議なキツネが登場するというミステリアスな出来事が実際にあったそうです。

 

◆オーディションも実施

さて、演劇もオーディションが行われるなど着々と準備が進められているようです。

興除新田開発200年記念演劇

画像提供:kojo-kojo委員会

↑5月下旬にはキャストのオーディションが開催されました。

興除新田開発200年記念演劇

画像提供:kojo-kojo委員会

オーディションでは興除や近隣地区の方々を中心に15人ほどが選考されました。小学生から60代まで幅広い年齢層だということです。

 

◆クラウドファンディングもスタート

興除新田開発200年記念演劇

画像提供:kojo-kojo委員会

↑「黄金のあしあと」の演劇制作・上演費用を捻出するためにクラウドファンディングも始めました。

先人たちが作り上げたこの土地の ”はじまりの物語” を200年後の私たちが作り演じることにこの上ない喜びを感じています。

この演劇は、来場者の皆様に興除の歴史を楽しみながら知っていただくために、そして先人たちの功績に敬意を払い、彼らに捧げるものでもあります。
何卒ご支援をよろしくお願いいたします。

◎今回は、今年12月に上演される興除新田開発200年記念演劇「黄金のあしあと」のご紹介でした。

黄金のあしあとのクラウドファンディングもぜひご覧ください。

 

すずめ

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