【岡山市北区】4月18日にグランドオープンを迎える「UCHIDA COFFEE」。珍しい電気式焙煎機でのテスト焙煎をご紹介します。
↑今回ご紹介するのは、2023年4月18日にグランドオープンを迎えるスペシャルティコーヒーやスイーツなどを提供する「UCHIDA COFFEE」。
◆お店の場所
↑けやき通りの西端から見たところ。
赤く囲ったところが、「UCHIDA COFFEE」です。
↑お店の前を「島田筋」が南北に延びています。写真は島田地下道の南側から見たところ。赤い囲みが店舗です。
◆UCHIDA COFFEEについて
「UCHIDA COFFEE」は、2019年11月にスペシャルティコーヒーを提供するコーヒースタンドとして開業。
当初は店舗を持たず、「備前岡山京橋朝市」に出店。ほどなく行列ができるほどの人気店に。
2022年12月には、北区中島田町に店舗を構えプレオープンし現在に至っています。
そして、2023年4月18日午前11時にグランドオープンとなります。
グランドオープンでは、店舗の3階部分を客席にして、更に自家焙煎した豆もメニューとして提供することに。
自家焙煎の本格稼働に向けてテスト焙煎を行っているとのことで、焙煎の様子を見せていただきました。
◆テスト焙煎
↑今回のテスト焙煎で使用した豆は、ペルーのカフェオルキデア。
数あるコーヒー豆の中でも、店主の思い入れのある一品。
スペシャルティコーヒーということで、産地はもちろんのこと生産者まで明記されています。
↑焙煎前の生豆はこんな感じ。
↑コーヒー豆を焙煎するのは、オランダの「GIESEN(ギーセン)」というメーカーの焙煎機。熱源に電力を使用する「W1E」という非常に珍しいタイプ。
↑豆の重さをきっちり計量して投入。
↑レバーを引いて、生豆がドラムに入っていきます。
↑温度の変化を見極め、タイミングを見計らってのパワー調整。記録も取りながらの作業です。
↑焙煎の進行度合いを目視でチェック。
しばらくするとパチパチと豆が爆(は)ぜる音が聞こえてきました。これは「1ハゼ」と呼ばれる現象で、焙煎の進行状況を知る重要な手がかりなのだそうです。深煎りにする場合はさらに「2ハゼ」というプロセスも経るのだと教えていただきました。
↑焙煎が終了すると、それ以上焙煎が進行しないように冷却槽で熱気を吸引しながら一気に冷やしていきます。
↑冷却も終わり、豆を焙煎機から取り出します。
↑焙煎が終了しました。
焙煎した豆は2日ほど寝かせるとコーヒーがより美味しくなるそうですが…
今回は特別に焙煎直後の豆でコーヒーを淹れていただきました。
コーヒーを語りだしたら止まらない店主ですが、ドリップの時は真剣そのもの。話しかけるのもはばかられます。
焙煎を見るのも初めて、焙煎直後の豆で淹れたコーヒーをいただくのも初めて。コーヒー好きの私にとっては至福の時間でした。
グランドオープンまでにまだテスト焙煎を繰り返されるそうで、どんな自家焙煎のコーヒーがいただけるのか、今から楽しみで仕方ありません。
※オープン準備のため、2023年4月7日~4月17日までお店は休業となりますのでご注意ください。
◎今回は4月18日にグランドオープンを迎えるスペシャルティコーヒーの専門店「UCHIDA COFFEE」のご紹介でした。
UCHIDA COFFEE の場所はこちら↓