【岡山市北区】さよなら「ロッテンブリッジ」。 天満屋とロッツをつなぐ渡り廊下の撤去作業を見てきました。
岡山ロッツが閉館し、ビルの解体工事が進む中、県庁通りを横断する渡り廊下も撤去されることになりました。
天満屋岡山本店の別館である「Be-Wing」と、岡山ロッツをつないでいたこの渡り廊下は、そのまま「渡り廊下」とも「ロッテンブリッジ」とも呼ばれていました。
今年(2022年)7月初旬にはまだその姿を直接見ることができていましたが…
↑8月になって現地を訪ねてみたところ、撤去用の仮設足場が設置されて、渡り廊下本体もグレーの防音シートで覆われてしまい様子をうかがうことができなくなりました。
クレーン作業は交通規制を伴うため、夜間作業(23:30~5:00)になる旨のお知らせが張り出されていて、その期間は8月25日~となっていました。
8月27日の日中に現地を訪ねてみましたが、外観からは工事の進捗は分かりません。
そこで、夜間工事が行われている時間帯に現地を再び訪ねてみました。
↑現地を訪ねたのは8月31日の深夜から翌日未明にかけて。
驚いたことに、すでに渡り廊下の半分以上が姿を消していました。防音シートで覆われた部分も残りわずか。
2車線ある県庁通りでは1車線が交通規制となっていました。
現場に設置された投光器の光は強力で、まるで昼間のような明るさ。
↑大型のクレーン車が入ってきました。
↑クレーンの先端についているフックが防音シートの中に下りていき、ほどなくすると、解体された鉄骨がワイヤーに巻き付けられて搬出用のトラックに運びこまれます。
↑クレーン車のオペレーターと合図者の息がぴったりと合っていて、スムーズに鉄骨がトラックの中に収まっていきます。
工事関係者の方に伺ったところ、この日は10数名の作業員の方と4名の交通誘導員の方で作業を行っているとのこと。
台風の接近など悪天候による工程の遅延を懸念して、人員を増員するなどして工程を前倒し気味に進めているとのことでした。
この日の作業(~9月1日午前5時まで)で渡り廊下本体の撤去は全て完了する予定ということで、夜が明けてから再び現地を訪ねることにしました。
↑9月1日午前7時過ぎに現地を訪ねたところ、仮設材を残して渡り廊下は完全に撤去されていました。グレーの防音シートもありません。
↑「Be-Wing」側の様子。
↑「岡山ロッツ」側の様子。
防音シートで大きく覆われていたスペースが無くなって様子が大きく変わりしました。
表町エリアのシンボル的な存在だった渡り廊下「ロッテンブリッジ」がついに姿を消してしまい、少し寂しくも感じます。
今後県庁通りを横断している仮設材も撤去されるとさらに様子が変わることでしょう。
工事関係者の方からは、「工事期間中、ご迷惑・ご不便をおかけしますが、引き続き安全第一で作業を進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします」とのことでした。
◎今回は県庁通りを横断する渡り廊下「ロッテンブリッジ」が撤去されたことを取り上げました。
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