【岡山市北区】梅雨が明けて夏本番! 表町商店街の「喫茶カニドン」で、かき氷などいかが。
今年(2022年)の中国地方の梅雨明けは、統計を取り始めて以降最も早い6月28日となりました。
まだ6月だというのにすでに真夏を思わせる猛暑。
そして暑くなると食べたくなるのがかき氷。
個人的には、今年初のかき氷はすでに5月下旬に食べていまして、それがとても美味しかったので今回ご紹介いたします。
かき氷をいただいたお店というのは…
↑表町商店街の ”下之町” エリアにある「喫茶 カニドン」です。
店主からお話を伺ったところ…
お店の歴史は古く、現在の店主のお祖父様が大正時代に開業したとのことで、その後代替わりや移転をしながらも長くお店を続けてこられました。
その後2016年で一旦閉店となりましたが、2018年に再びオープンして現在に至っています。
「カニドン」の人気メニューの一つにかき氷の「ミル金」がありますが、店主によると、昭和一桁のころにはすでに提供していたそうです。
それではお店の中に入っていきます。
↑「カニドン」に入るとまずは細長い通路が…。
2018年の再オープンでは、過去にお店があった場所に再び戻って来たそうで、この細長い通路を懐かしがるお客さんもいらっしゃるのだとか。
そしてこの通路を奥まで進むと…
↑「カニドン」の注文カウンター。
こちらでメニューを決めて支払いを済ませたら、左奥にある客席で待ちます。
注文の品が出来上がると店主からお声掛けがあるので、再びこちらのカウンターで受け取ります。
店主がお一人でお店をされているので、食器類の返却も含めて各自で行うセルフスタイル。
続いては、メニューをご紹介…
↑まずはかき氷のメニュー。
「カニドン」の名物メニューとも言える「ミル金」は、メニュー左の一番上にあります。
昔ながらのメニューやちょっと珍しいものまでいろいろ。
最近では1,000円を超えるかき氷も珍しくありませんが、「カニドン」のかき氷はどれもお手頃価格です。
↑ドリンク・フードメニューはこちら。
モーニングやランチといった時間の制約はないので、どのメニューをいつ頼んでも大丈夫。
↑注文カウンターの奥にある客席はこんな感じ。
4人掛けテーブルのほか、奥には2人掛けのテーブル席もあります。
↑お店の一番奥の壁には「KANIDON」の文字が刻まれた木彫りの壁飾り。
この壁飾りはお祖父様の代からお店に掲げられてきたものだそうです。
それでは、今回注文したメニューをご紹介…
↑ミルクセーキ(¥400)とバタートースト(¥150)
ミルクセーキは子供のころに飲んだような懐かしい香りと味わい。
そしてかき氷は…
↑左:宇治ミル金(¥550)
右:ミル金(¥550)
を注文しました。
ふわふわに削られた氷に抹茶とミルクのシロップが氷の中までたっぷりの「宇治ミル金」。
一見したところ、餡が見当たりませんが…
↑餡は器の底のほうにこんもりと盛られていました。
抹茶の味がしっかりと付いたシロップにすっきりとした甘さの餡がよく合っています。
↑そしてこちらは、真っ白い氷の上に僅かに黄みを帯びたミルクシロップがたっぷりの「ミル金」。
こちらも餡は器の底に盛られてあります。
ミルクの風味を楽しみながら食べ進めて、いいタイミングで餡が出てきて、最後まで飽きることなくいただくことができました。
◎今回は北区表町のアーケード商店街にある「喫茶 カニドン」のご紹介でした。
梅雨が明けていよいよ夏本番。「喫茶 カニドン」でかき氷を楽しんでみてはいかがでしょうか。
喫茶 カニドンの場所はこちら↓