【岡山市南区】実はひっくり返すのが苦手で・・・。「お好み焼きレストラン ベル」で、お好み焼きの実演をしてもらいました。
↑今回ご紹介するのは、南区藤田の国道30号線沿いにある「お好み焼きレストラン ベル」。
こちらのお店では関西風も広島風も食べることができて、さらに…
↑自分で焼くことも、お任せして厨房で焼いてもらうことも選べます。
失敗せずにきれいに焼けるのであれば、自分で焼いたほうが楽しいのですが…
↑お好み焼きをひっくり返す際に空中分解して悲惨な結果になることもしばしば。
そこで今回はプロの方にコツを教えていただこうと思いお店を訪ねてみました。
はじめに
お店の方に事情を伝えたところ、なんと特別にテーブル席の目の前でお好み焼きの実演をしてくださることになりました。
せっかくの実演でしたので、なるべく省略せずにお伝えしようとするとかなりのボリュームになってしまいました。
そこでお店の詳しいご紹介などは日を改めて別の記事でお伝えいたします。
今回実演していただいたメニュー
↑今回は広島風の中から「広島ぶた」を選び、そばも入れて焼いていただくことに。
↑今回注文した「広島ぶた」(¥946)と、そば(¥187)。
お皿に山盛りのキャベツが印象的。
実演開始
今回実演していただくのは、「お好み焼きレストランベル」がかつて東古松にあったころからお好み焼きを焼いていたというベテランの女性スタッフ。
ところが途中から、なんと店主と店長も同席するという有難すぎる状況に…。
それではプロが焼く広島風お好み焼きを順を追ってご紹介していきます。
↑鉄板が十分に温まってから油をひき、コテで薄く広げます。
その上にソースポットに入った生地を流します。
ここで使う生地は全量の2/3ほど。残りは後で使用します。
生地はおたまの底を使い、円を描くように軽く伸ばしていきます。
↑生地を伸ばしたらその上に、粉かつお・キャベツを盛っていきます。
↑キャベツの上にもやしをのせます。
この段階でかなりのボリューム。すでに自分でひっくり返そうとは思わないレベル。
↑続いては、天かす・ネギ・紅ショウガをのせて…
↑一番上に豚肉を広げて並べていきます。
ここまで一息にやっていきます。
↑1/3程度残しておいた生地を全体にかけていきます。
↑残りの生地をかけるとこんな感じに。
ここまでの注意点は、重ねていった材料には触らないこと。
この段階で押さえつけると型崩れの原因にも。
↑ここからが一番の難所。上下をひっくり返す作業です。
せっかくきれいに重ねた具材も、ひっくり返す際に失敗すると見栄えも悪くなり、テンションもだだ下がりになりますよね。
ひっくり返す際のコツは、両側からコテで抱え込み、全体をU字型に湾曲させること。
この状態でひっくり返すと具材も飛び散らずきれいな形を保持できるのだそうです。
↑さすがはプロ。お好み焼きは一糸乱れぬ様子できれいに反転。生地もいい具合に焼けています。
↑続いては、お好み焼きの隣に素早くそばを広げていきます。
ひっくり返したお好み焼きは生地に覆われて蒸し焼き状態に。
ここでも火が通るまでは押さえつけたりしません。
↑概ね5分程度熱して、キャベツが半透明になったのを確認したら、コテでしっかりと押さえつけてキャベツの水分を飛ばします。
↑そばの上にお好み焼きをのせます。↓
↑卵を溶いて鉄板の上に流し、お好み焼きと同じくらいの大きさに広げます。↓
↑たまごの上にお好み焼きをのせます。
↑最後にもう一度ひっくり返して、たまごの層が一番上に。
↑ソースをかけていきます。プロがやると早くてきれい。
このソースは倉敷の老舗「タテソース」で作られた「ベル」専用のオリジナルソース。市中には出回っていない特製ソースです。
↑特製ソースをまんべんなくかけたら、次はマヨネーズ。
↑最後に青のりをかけて出来上がり!
↑出来上がったお好み焼きを半分にカットしたところ。
生地・キャベツともやし・豚肉・そば・たまごの順に層になっています。
早速、出来上がったばかりのお好み焼きをいただきました。
キャベツ、もやし、豚肉などそれぞれの素材の味がとても濃厚で、特製ソースとマヨネーズがお好み焼きのおいしさを際立たせている感じ。
自宅ではまねのできないおいしさでした。
◎今回は、南区藤田にある「お好み焼きレストラン ベル」で広島風お好み焼きを実演していただいた様子をご紹介しました。
ひっくり返すところだけをお店の方に手伝ってもらうことも可能とのことなので、ぜひ自分で焼いたお好み焼きをご堪能ください。
お好み焼きレストラン ベルの場所はこちら↓