【岡山市北区】お昼もお酒が飲めて、夜もコーヒーが飲めるユニークなお店「カフェバル ちりりん」。
今回ご紹介するのは、北区柳町にある「カフェバル ちりりん」
日替りランチ・コーヒー・デザート・お酒・一品料理・夜ごはん定食など幅広い提供で、お昼の開店から夜の閉店までいつ訪ねてもゆっくりと過ごせるお店です。
昭和レトロな懐かしさを感じさせる建物ですがそれもそのはず、かつてはお米屋さんを営まれていたそうです。
↑お店の前には西川から分流している「大供三股用水」が流れていて、昭和チックな風情に花を添えています。
↑お店の場所ですが、大供交差点から1つ東にある「柳町交差点」を北に100mあまり進むと道路の右側にお店があります。
↑お店の入り口横の一角が人目を引く黄色で塗られ、その上にお店のロゴと店名が入っています。
「ちりりん」という名前も気になるところですが、お店の中に入ってみることに…
古民家の雰囲気漂う店内
引き戸を開けてお店に入ると…
↑右手にはカウンター席。
↑正面にはお店の奥に向かってテーブル席があります。
木枠にはめられた窓ガラスは昔ながらの手吹きガラス。視線を動かすと外の景色が揺らいで見えます。
裸電球とも見事に調和して、いい雰囲気。
↑お店に入った時から気になっていた天井にある楕円形の板。
これもデザインの一部なのかと思い店主に尋ねたところ、なんと鉄道模型を走らせるためにレールを設置しているとのこと。
聞けば店主のお父様はかなり名の知れた鉄道マニアでいらっしゃって…
↑お店の窓際に飾ってある鉄道模型も全てお父様の自作なんだそうです。
至近距離で見ましたが、細部まで精巧に再現されていて鉄道の博物館に陳列されている作品のレベル。
そしてもう一つ、お店に入る前から気になっていた店名の「ちりりん」について尋ねたところ…
↑店名の由来となった小さなぬいぐるみを見せてくださいました。
「チリリンズ」というシリーズで、いろんな種類の動物の耳に鈴が取り付けてあるそうで、店主はくまのぬいぐるみがお気に入りなんだとか。
お店のロゴもこのくまさんをモチーフに店主がデザイン。
メニューのご紹介
それではお店のメニューをご紹介…
↑お昼の開店とともに日替りランチが提供されます。
毎週木曜日だけ「牛すじカレー」で固定されていて、これを目当てに毎週木曜日に必ず来店されるお客さんもいるのだとか。
↑ランチにコーヒーやデザートをつけることもできます。
↑飲み物はお酒類、コーヒー、ソフトドリンクなど種類豊富。
飲み物の提供に時間の制約はないので、ランチにお酒を楽しむことも、そして夜にコーヒーをいただくこともできます。
↑お店の紹介にも『お昼もお酒が飲めて、夜もコーヒーが飲めるお店』とあります。
↑14時以降のフードメニューはこちら。
デザートや一品料理のほか、17:30からは夜ごはん定食の提供も。
今回は、お昼時にお店を訪ね、日替りランチ(¥800)をいただきました。↓
↑この日(2022年5月25日)のメインは、「お豆腐とナスの肉みそあんかけ」。
具だくさんのスープと小鉢は春雨の酢の物がついていました。
お豆腐は一晩かけて水切りしたというだけあって、しっかりとした食感と濃厚な味わい。
たっぷりの肉みその下には、ナス・小松菜・しめじ・ニンジンが隠れています。
具沢山のスープには、鮮やかな緑のヤングコーンのひげ・ズッキーニ・ミニトマト・ベーコンが入っています。
全体的に野菜の量が多い印象を受けました。そのことを店主にお話したところ、野菜は意識して多く使うようにしていて、そのためかランチに訪ねてくるのは多くが女性客とのこと。
濃厚な肉みそが思いのほか食べ応えがあってお腹もいっぱいに。
お店を出ようとして、ふと足元に目をやると…
↑思わず笑みがこぼれてくるようなかわいい蚊取り線香立て。
店主の手作りなのだそうです。
手作り感とユーモアたっぷりの「ちりりん」にぜひ一度足をお運びください。
◎今回は、北区柳町にあるカフェバル「ちりりん」のご紹介でした。
カフェバル ちりりんの場所はこちら↓