【岡山市北区】岡山駅前商店街入口の「のんき坊」が47年の歴史に幕。3月20日で閉店に。
今回はちょっと残念なお知らせになります。
岡山駅前にある、ハイボールやうどんが名物の「のんき坊」が、2022年3月20日で閉店となります。
お店は岡山駅前商店街の入り口にあります。
岡山駅の目の前ということもあり、まさに岡山の玄関口とも言える場所。
商店街はこの先西川緑道公園までおよそ300mにわたって続いていきます。
↑市役所筋側から見る「のんき坊」はこんな感じ。
↑レトロな雰囲気漂うお店の看板。
うどんのお出汁についてのこだわりも看板に刻まれていました。
↑こちらがお店の正面。
入り口の頭上には、”うどん”・”居酒屋” と書かれた赤い大きな看板。
↑そして、入り口脇にはお店の閉店を知らせる看板。
岡山駅前再開発事業のため、2022年3月20日で閉店に。
↑もう一つの看板には「47年間ありがとうございました」と書かれています。
お店を訪ねたのは、閉店前日の3月19日。
たまたまお店の前を通りかかって、閉店を知ったという次第。
これまでに一度も「のんき坊」に入ったことはなかったのですが、翌日が最終営業日ということで、その場でお店に入ることを決めました。
↑店内は、カウンターに5席と、2人掛けテーブルが4卓というレイアウト。
お昼時には少し早い時間でしたが、店内はお客さんでにぎわっていました。
↑お店の奥から入り口の方を振り返るとこんな感じ。
それでは、メニューの一部をご紹介…
↑「のんき坊」の名物とも言えるうどんのメニュー。
↑居酒屋メニューはこちら。
↑飲み物のメニュー
↑天井近くの黒板にはうどんのメニュー。
↑壁にもメニューが…。
今回注文したのは、「豚しょうが焼き」と「きつねうどん」
↑豚しょうが焼き(¥480)と中ライス(¥150)
↑生姜がふんだんに使われているようで、とてもパンチの効いた味付け。
↑きつねうどん(¥450)
出汁の旨味が良く出たスープは透明で、麺は噛み応えのある食感。
こちらのお店でうどんが人気なのもわかる気がしました。
こじんまりとした昭和レトロを感じさせる居酒屋さんですが、お昼時にも気軽に立ち寄れる感じのお店。
47年という長い歴史の中で、多くのお客さんに愛されてきたことと思いますが、特に常連のお客さんにとっては、通いなれた大切な場所がなくなるわけで、そのことを思うと残念でなりません。
◎今回は3月20日で閉店となる「のんき坊」を取り上げました。
【2022年3月27日追記】
↑閉店から数日後、お店の前を通りかかったところ、このようなメッセージが店先に添えられていました。
のんき坊の場所はこちら↓