【岡山市北区】参道沿いが「昭和の博物館」みたい。1月中旬の最上稲荷に出かけてきました。
例年、初詣の人出が60万人ともいわれる岡山市北区の最上稲荷。
特にお正月の三が日などは大変な人出で大賑わいとなります。
前回、最上稲荷を訪ねたのは、大混雑となる直前の2021年12月31日。
その時の様子はこちら↓
そして、客足も少し落ち着いた1月中旬に再び最上稲荷を訪ねてみました。
今回の目的は、参道沿いのお店をゆっくりと見て回ること。
最上稲荷を訪ねたのは1月16日(日)のお昼過ぎ。
交通渋滞もなくスムーズにやって来ることができました。
それでは参道入り口から仁王門を目指して歩いてみます。
↑本殿と大鳥居を組み合わせたような参道の門。
最近できた観光スポットではほとんど見かけることのない ”歓迎” の文字が、昭和の博物館にでも入るかのようにワクワクとした気分にしてくれます。
↑参道に入って間もなく、「トルネードポテト」のお店。
↑ふと、昔話に出てくる囲炉裏端のシーンを思い出しました。
↑見た目もきれいでおいしそうないちご大福。
↑民芸喫茶のお店。2階窓の手すりが印象的。
送風機で三角くじがシャッフルされています。
最後にこの手のくじを見たのがいつだったかもう思い出せません。
↑縁起物がぎっしり。
↑きれいな小皿に載せられたクリームたっぷりのどら焼き。
↑食べるのが惜しいほどきれいな「華彩だんご」。
↑昭和レトロを語る上で外せないマストアイテム。↓
↑懐かしさよりも、まだあったのかという驚き…
↑参道はアーケード商店街のように屋根で覆われた区間が全長の半分以上続きます。
↑最上稲荷のお土産と言ったらなんと言ってもゆずせんべい。
現在も参道沿いにある何軒かのお店がゆずせんべいを焼いていますが、お店ごとに味が違うのだそうです。食べくらべても楽しいかも。
↑そういえば縁日やお祭りで飴屋さんもありましたね。
ゆっくりと時間をかけながら参道を歩いてきましたが、間もなく仁王門に到着です。
↑参道沿いのお店が途切れた場所には「亀趺(きふ)」が鎮座していました。
古来より亀は長寿の象徴とされており、亀の背中に碑を建てることで、その碑が後世に永く残ることを望んでいたようです。
最上稲荷の職員の方にお聞きしたところ、こちらの亀趺は国家安泰を祈念して西暦1800年代中期に建立されたとのこと。
↑アーケードのない参道ですが、こちらも懐かしさあふれる雰囲気。
↑最上稲荷の仁王門が見えてきました。
参道入り口からおよそ600m、いろんなお店を寄り道しながらやって来ました。
取材日(2022年1月16日)には、参道入り口から仁王門までの間に50軒近いお店が出ていましたが、お正月向けの営業はこの日が最後というお店が少なからずありました。
↑ご本殿の前には多くの参拝客。
最上稲荷では、”今年はゆったり、初詣散策” ということで、令和4年のお札の授与を2月4日まで行います。
混雑がひと段落したこのタイミングで参道や境内を散策されてみてはいかがでしょうか。
◎今回は昭和レトロが漂う、最上稲荷の参道をご紹介しました。
最上稲荷の参道入り口はこの辺り↓