【岡山市】6月20日、浸水対策として市民向けに土のうの無料配布を市内4か所で実施。次回は7月10日(土)です。

浸水した建物

画像はイメージです

梅雨や台風による浸水に備えるため、岡山市では市民向けに定期的に土のうの無料配布を実施しています。

2021年は5月18日(火)・6月20日(日)・7月10日(土)・8月24日(火)・9月14日(火)というスケジュールが組まれています。

1世帯当たり20枚を上限に土のう袋が無料で配布され、その場に用意された真砂土(まさつち)を詰めて持ち帰ることが出来ます。

浸水対策土のう

画像はイメージです

岡山市下水道河川局 下水道経営部 下水道河川計画課の担当職員の方に、土のうの無料配布について伺ったところ、土のうがあれば万全というわけではありませんが、ある程度の浸水に対して土のうは効果を発揮することと、もう一つは市民の皆さんに防災意識を高めてもらう啓発の意味もあるとのことでした。

6月20日(日)に市内4か所で実施された土のうの無料配布の様子を、東区→中区→南区の順に見てきました。

※今回取材は行っていませんが、岡山市北区では撫川(なつかわ)公園が配布場所となっています。

配布時間が9時~17時となっていましたが、午前中に3か所全て回れるように出掛けました。ところが結論から申しますと、現地に出向くのが遅すぎました。

東区ではかろうじて土のう袋に土を詰める様子を見ることが出来ましたが、中区と南区の配布場所では、現地に着いた時にはすでに土がなくなっていました。

防災意識の高い方が多いようで、早い時間から会場に大勢の方々がいらっしゃったようです。

それでは土のう配布場所の様子をご報告いたします。

浸水対策土のう配布(吉井川浄化センター)

↑まず向かったのが東区の土のう配布場所。東区西大寺新地の吉井川浄化センターです。

浸水対策土のう配布(吉井川浄化センター)

↑午前10時45分ごろの様子です。土のう袋に詰める土が残り少しとなっていました。一度に車が5~6台停めるスペースがあり、岡山市の職員から配布された土のう袋に土を詰める作業をされていました。この時点で順番待ちの車が5台ほどありました。

浸水対策土のう配布(岡山市消防教育訓練センター)

↑次に向かったのが中区の土のう配布場所。中区桑野の消防教育訓練センターです。

浸水対策土のう配布(岡山市消防教育訓練センター)

↑午前11時15分ごろの様子です。土のう袋に詰める土はすでになくなっていて、土のう袋だけもらって帰る人の姿を見かけました。

浸水対策土のう配布(岡山市南区役所駐車場)

↑最後に行ったのが南区の土のう配布場所。南区浦安南町の南区役所です。

浸水対策土のう配布(岡山市南区役所駐車場)

↑区役所の駐車場の一角が土のう配布場所でしたが、現地に到着した午前11時40分ごろは後片付けをしていました。

こちらで土のうの配布を担当していた職員の方にお話を伺ったところ、土は大型ダンプで5台分約30㎥用意していましたが、午前11時前にはなくなったとのこと。土のう配布は午前9時からの予定でしたが、土のう配布を待つ車が多数いたため1時間以上早く配布を開始したということです。

◎浸水対策として土のうを用意しておきたい方は、次の無料配布が2021年7月10日(土)となっていますので、ぜひご参加ください。

◎また万一の浸水時には、土のうがなくても”水のう”でも対応できます。詳しくはウェブサイト等で作り方を事前にご確認ください。

◎土のうに関しても、直接土のうを重ねる方法以外に、ブルーシートと併用することで、より止水効果が上がることもありますので、ウェブサイト等でご確認ください。

 

東区の土のう配布場所(吉井川浄化センター)はこちら↓

中区の土のう配布場所(消防教育訓練センター)はこちら↓

南区の土のう配布場所(南区役所)はこちら↓

2021/06/21 06:56 2021/06/21 06:56
すずめ

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外NETゲームポータル

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

号外net 全国で地域ライター募集