【岡山市中区】手作りお弁当屋さんの「TEE PEE HOUSE(ティピーハウス)」では、併設の”秘密基地”でお弁当を食べることができるんです。
JR東岡山駅にほど近い住宅街の一角に、TEE PEE HOUSE(ティピーハウス)という、お弁当屋さんがあります。
ご夫婦で自家製手作りのお弁当屋さんをされていますが、この店舗はご主人の自作によるものだとか。物置として使っていた建物を、図面なしのぶっつけ本番で、このようなログハウス風のお店に改修したのだそうです。
お店が「TEE PEE HOUSE」という聞きなれない名前だったので意味を聞くと、アメリカンインディアンの移動用住居(テント)とのこと。
「店の横に白いのが建っているでしょ。あれですよ」と言われて、ちょっと見せてもらうことに。
おっ、塀越しに背の高いテントが…。これがティピーなんですって。これもご主人が作り方を自分で調べて作ったのだとか。
ティピーの前まで案内されて、「この中で弁当を食べてもいいんですよ」と言われてびっくり。
ティピーの中はただの空間かと思っていたら…
これ、ダイニングルームレベルじゃないですか!それに見かけ以上に広くてびっくり。普通に4~5人入れます。
そして正面のテーブルは真ん中が囲炉裏になっていて、お湯がぐらぐら沸いていました。ハイグレードな秘密基地のようで、なんか嬉しくなってきました。
テントの生地は専門業者の加工ですが、丸太はご自身が知人の山から切り出してきたのだとか。
お弁当屋さんを始めて12年目。ほどなく建てたこのティピーも10年が経ちましたが、これまでの台風にも耐えてきたそうです。
ティピーの中には、「交流ノート」もたくさん置かれていました。
↑テント生地にも、交流ノートに負けないくらいの書き込みがしてありました。
興奮を抑えつつ、お弁当を注文することに。窓口にはメニューが色々と貼り付けられています。
日替わり弁当(酢豚)と洋食カツ丼を注文しました。
一つひとつ手作りということで、ティピーの中で待っていると、ご主人がお茶を入れてくれました。お茶をいただいていると、再びご主人がお弁当を持ってやって来ました。
感覚的にはレストランで食事を注文して、テーブルで待っているといったところです。
↑日替わり弁当(税込450円)…今日は酢豚。家庭的なやさしい味付けになっていました。
お弁当を作っていた奥様にもお話を伺いました。お弁当は全て手作りで、さらに極力作り置きはしないという方針を貫いているそうです。いただく側からするとありがたいことです。
↑洋風カツ丼(税込550円)…ジューシーなカツにデミグラスソースがたっぷり。
↑こちらがメニューです。コロッケ(税込100円)は特に学生さんに人気なんだとか。
ティピーの中にいると、どこか遠くにでも出掛けたような不思議な感じがしました。ぜひ一度体験してみて下さい。
ティピーハウスの場所はこちら↓