【岡山市南区】『壺』で焼くところを見てきました! 「ベジフルOKAYAMA」の自販機壺焼き芋は意外な場所で焼いてました。
↑今回ご紹介するお店は、南区福富西にある「ベジフルOKAYAMA」
主に岡山県内の農家さんから直接仕入れた季節の果物や新鮮な野菜などを販売している小ぢんまりとした八百屋さん。
お店の場所ですが…
↑お店の前を岡山県道214号(洲崎米倉)線が東西に延びていて、東を向くとこんな感じ。
「ベジフルOKAYAMA」の向かいにはドラッグストアの「ザグザグ福富店」があり、さらに東に進むと、「ディスカウントドラッグコスモス 福富店」があります。
壺焼き芋
こちらのお店に設置された自販機で、「壺焼き芋」という焼き芋を販売しているのですが、その焼き芋はなんと…
すべて自販機のすぐ横に置かれた「壺」で焼いているとのこと。
壺で焼くから「壺焼き芋」なんです。
今回はお店の方に教えていただいて、実際に焼き芋を焼くタイミングでお邪魔させていただきました。
お店を訪ねたのは、2022年8月20日。サツマイモの紅はるかを熱々の壺の中に入れる時間に合わせてやってきました。
↑お店に到着すると、すでに自販機横に置かれた「壺」は熱々の状態。
壺の中を覗き込むと、赤々と燃える練炭コンロが3つ。
内部を撮影しようとして腕を壺の上にかざすと、ものすごい熱気が立ち上ってきます。
今回はアルミホイルに包まれた紅はるかが14本。壺の上部に取り付けたかごに素早く芋を入れていき、あとは蓋をしてじっくりと焼き上がりを待ちます。
↑まんべんなく焼き上げるため、途中で一度だけ芋の向きを変える作業をします。
壺が大きいので一度にたくさんの焼き芋ができると思っていましたが、思いのほか少なくて驚きました。
お店の方に伺ったところ、昨年秋から壺焼き芋の試作を始めたそうです。
火源の練炭コンロを1つずつ増やして最終的には3つのコンロで焼くことに。
芋は壺の内部に2段並べて焼く予定でしたが、下段は温度が低すぎてダメ。コンロの位置や芋の量によっても出来上がりに変化が生じ、何十回という試行錯誤の末、今年2月ごろにようやく販売開始にこぎつけたとのことです。
低温でじっくりと焼くのが美味しい焼き芋の秘訣とのこと。
焼き上がりまでは時間が長すぎてずっと立ち会うことはできませんでしたが、壺焼きの様子を見ることができて大満足。
さて、ここからは壺焼き芋の自販機をご紹介…
↑飲料用の自販機ですが、3段ある商品見本の中段と最上段の一部に壺焼き芋の押しボタンがあります。
最上段には壺焼き芋を冷やした「冷やし葵はるか」が、そして中段は温かい「紅はるか」となっています。
↑焼き芋のサイズによって、
◎紅はるか(小)¥260
◎紅はるか(中)¥310
◎紅はるか(大)¥360
の3種類となっていました。
↑お店の方に実物を見せていただきました。壺焼き芋はこの缶の中に入っています。
↑黒いキャップを取り外すと、中には真空パック詰めされた壺焼き芋。(サイズ:大)
ホカホカ状態に保温されていて、指で軽く触れても簡単に変形するほどねっとりとしていました。
↑店内では「冷凍焼き芋」も販売。
値段は200円からで、半解凍にするとシャーベット状になりこの季節にはぴったり。
店内の様子もご紹介
↑ベジフルOKAYAMAの店内↓
小ぢんまりとした店内に季節の果物や新鮮な野菜がぎっしりと並んでいます。
お店は2020年秋にオープンしたということです。
↑段ボールに書かれたお知らせには、” 今シーズン最後のモモです ” という案内。
テイクアウトメニュー
↑実はこちらのお店、テイクアウトでかき氷やバナナジュースも提供しています。
かき氷はお味が3種類あって、ミルクと冷凍いちごのトッピングも。
↑そして、お店の方のイチオシがこちらの「やおやさんがつくるバナナジュース」(¥300)
1杯ずつ注文を受けてからの手作り。バナナがたっぷりでとても濃厚な仕上がりに。
チョコとホイップのトッピングも用意されています。
◎今回は南区福富西にある八百屋さん「ベジフルOKAYAMA」のご紹介でした。
果物・お野菜の販売だけでなく、自家製の壺焼き芋やバナナジュースも楽しめるお店です。ぜひ一度お立ち寄りください。
◎ベジフルOKAYAMAの場所はこちら↓