【岡山市南区】もしかして金甲山よりもすごい!? 貝殻山方面にある三頂山からの360度パノラマビュー。
今回ご紹介する展望スポットは、児島半島にある貝殻山(標高288m)やその周辺の山々。
貝殻山方面への行き方
児島半島の展望スポットとして最も有名なのが標高403mの金甲山。
今回ご紹介の貝殻山も、岡山市中心部からだと途中までは金甲山に行くのと同じルート。
南区飽浦から県道399号(金甲山)線で南に進むと…
↑飽浦の起点から2km余りでカーブ手前にこの標識が現れます。
↑ここが分岐点。貝殻山方面は赤い矢印の方に曲がり、県道463号(長谷小串)線に入っていきます。
ご参考までに、金甲山に行くには青い矢印の方に進んでいきます。
この先は急カーブがあったり、道幅が狭くて対向車と離合しづらい箇所も出てくるので車の運転は慎重に…。
天目山(標高240m)
↑先ほどの分岐からおよそ2km進むと、天目山の駐車場に到着。
赤い矢印が山頂に至る山道。
↑コバノミツバツツジがあちこちで出迎えてくれます。(2022年4月6日取材)
↑先ほどの駐車場から数分程度で天目山の山頂に到着。
歩いてきた道を振り返ると、金甲山がこんな感じに…。
↑北を向くと、百間川の河口に設置されている水門が良く見えています。
↑南の方を見ると、豊島の向こうに屋島(青い矢印)や五剣山(赤い矢印)がうっすらと見えています。
↑東には、これから行こうとしている貝殻山の姿が…。
貝殻山(標高288m)
天目山の駐車場から1km足らずで貝殻山の駐車場に到着。
ここから数分歩けば貝殻山の山頂に…。
右の階段からでも、左側の車止めのチェーンを張ってある道からでも貝殻山山頂に行くことができます。
↑貝殻山の山頂は広く緩やかな傾斜になっています。
地面が荒れたように見えるのはおそらくイノシシでしょう。
↑山頂の片隅には石垣とベンチ。なんだか絵になる感じ…。
三頂山(標高258m)
↑県道463号の起点から5km余り進んだところに砂利を敷き詰めた駐車場があり、ここからむき出しの大きな岩が印象的な三頂山(写真中央)を目指します。
↑山道の途中で南に視界が開けたところがありました。正面に見えているのが豊島。
↑さらに進んでいくとこんな看板が…。
眺望抜群!とあります。なんだかワクワクしてきます。
↑最後は岩場が続きます。
↑三頂山の頂上には祠が祀られています。
駐車場からは15分程度で山頂にたどり着けました。
↑頂上の大きな岩の上に「三頂山」と描かれた素敵な小石が置かれてありました。
ここは360度ぐるっと視界が開けていて、看板にあった通り本当に眺望抜群。
↑先ほど出発した砂利を敷き詰めた駐車場は眼下に…。
↑西には児島湾大橋や岡山平野が…
↑北を向けば百間川の河口や児島湾が左右に広がって…
↑東を向けば、吉井川の河口も見えています。
南西方向には瀬戸内海に浮かぶ島々や、東野崎のメガソーラー発電所。
金甲山は標高が高く、特に山頂から見下ろす瀬戸内海の風景の美しさには圧倒されますが、三頂山の魅力はなんと言っても360度視界が開けている点。
お天気が良い日にぜひ一度三頂山を訪ねてみてはいかがでしょうか。
なお、三頂山の頂上付近は大きな岩がむき出しの状態なので、岩の上からの転落などには十分ご注意ください。
↑三頂山の大パノラマを満喫した後は県道463号をそのまま東に進み、南区小串の終点までやって来ました。
↑県道74号(倉敷飽浦)線から463号線に入れば、今回ご紹介したルートを逆方向から楽しむこともできます。
◎今回は児島半島の展望スポットのうち、天目山・貝殻山・三頂山をご紹介しました。
安全のため、山の散策に適した服装や靴を用意してお楽しみください。
貝殻山の場所はこちら↓