【岡山市】岡山県立図書館のバックヤードツアーに参加してみました。見慣れた図書館の姿とのギャップに驚き。
岡山県立図書館で定期的に開催されている「バックヤードツアー」に参加してきました。
↑2004年9月に開館してからほぼ17年となる岡山県立図書館。
岡山県庁舎から撮影しましたが、右に岡山城を入れると図書館の左端が収まりきらないほど大きな図書館です。
年間の「来館者数」と「個人貸出冊数」が、都道府県立図書館の中で全国1位という状態が2005年度から2018年度まで続くほど岡山県民によく利用されています。
↑さて、岡山県立図書館のバックヤードツアーですが、予約や事前の申し込みは不要で、開催日の13:30までに1階エントランス付近に行くと、この看板とツアーの案内をしてくださる係りの方がいらっしゃいます。
開催日は毎月第4土曜日ですが、今回参加したのは ”夏休みバックヤードツアー” という不定期のイベントでした。
申込は不要ですが、定員が41名となっているため参加希望者が多数の場合は先着順になるのでご注意ください。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、イベントの開催中止や図書館の臨時休館等もありますので最新の情報をご確認ください。
↑最初に案内されたのが、「デジタル情報シアター」
中央のスクリーンで図書館紹介のビデオ(約17分)を観ます。
その後ビデオ撮影や編集作業ができる「メディア工房」を見学したあと、いよいよ普段公開していないバックヤードに…。
↑3階の「固定書庫」
新刊の本は館内1階と2階の閲覧室の書架に並べられますが、スペースに限りがあるため、ある程度時間の経過した本は3階と4階の書庫に移されます。
↑こちらは「貴重書庫」
明治以前の貴重な郷土資料などが保管されているとのこと。
図書館のスタッフでさえ特定の人しかこの中には入れないそうで、バックヤードツアーでも扉の前で説明を聞くだけでした。
↑こちらは4階の「集密書庫」
大量の本を効率的に収蔵するために通路を設けていないのが特徴。
↑必要な時はスイッチを押すと書庫が動き通路が現れます。
↑こちらは3階4階が一つの巨大な空間となった「自動化書庫」
青緑色をしたコンテナの中に本が収められていて、必要な資料が自動的に取り出せます。
↑ここをコンテナが通っていくのですが、スピーディーなのにとても静かで驚きました。
この自動化書庫、岡山県立図書館は都道府県立図書館としては全国で2番目に導入したということです。
↑こちらは地下にある「図書館協力室」
県内の公立図書館などにも貸出をしていて、その集配作業をここで行っているそうです。
以上でバックヤードツアーは終了となります。
所要時間は1時間ほどでした。
今回のツアー参加者は30人程度でしたが、親子連れで参加されている方が多かったです。
普段見慣れている岡山県立図書館の意外な一面を知ることが出来るイベントのご紹介でした。
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