【岡山市東区】万富東大寺瓦窯跡周辺に“東大寺瓦デザイン”のマンホールが登場!歴史感じる新スポットに
2027年1月24日に開催される「東大寺サミット」に向けて、岡山市東区瀬戸町万富にある万富東大寺瓦窯跡の周辺に、東大寺瓦をデザインしたマンホールが設置されました。
今回設置されたマンホールは全部で6カ所。地域の歴史を感じられる新たな見どころとして注目を集めています。

万富東大寺瓦窯跡
マンホールのデザインは、鎌倉時代に焼かれた東大寺の軒丸瓦の文様がモチーフ。中央には梵字が配置され、その周囲に「東大寺大佛殿」の文字があしらわれています。
歴史的背景を踏まえた重厚感のあるデザインで、思わず足を止めて見入ってしまいそうです。

東大寺瓦をデザインしたマンホール
設置場所は、県道96号岡山赤穂線沿いの「明乳松浦 備前営業所」前の交差点から北西へ入った生活道路沿い。マンホールは連続して設置されています。

マンホール設置場所近くの交差点
周囲には「令和8年度 東大寺サミット開催 史跡万富東大寺瓦窯跡」と書かれたのぼりも立てられており、イベントに向けた機運の高まりも感じられます。

マンホール設置場所の周辺
万富東大寺瓦窯跡とは
万富東大寺瓦窯跡は、鎌倉時代に東大寺再建のための瓦を焼いた窯跡で、昭和2年に国指定史跡となりました。
奈良時代、聖武天皇の発願によって建立された東大寺は、治承4年(1180年)の戦乱で焼失。その後、俊乗房重源が再建を進める中で、備前国は瓦などの資材供給を担う重要な地域となりました。
万富は良質な粘土と豊富な燃料に恵まれ、さらに吉井川の水運によって奈良へ運搬しやすい立地だったことから、瓦生産の拠点として発展したと考えられています。実際に、建仁3年(1203年)には万富で製造された瓦が東大寺に納められたという記録も残っています。
これまでの調査では、南北に並ぶ14基の窯跡が確認されており、礎石や柱穴、排水施設なども発見。生産量は30万〜40万枚にのぼると推測されており、大規模な瓦製造が行われていたことがうかがえます。

万富東大寺瓦窯跡の案内パネル
歴史的価値の高い万富東大寺瓦窯跡とともに、新たに設置されたデザインマンホール。散策しながら巡ってみると、地域の歴史をより身近に感じられそうです。
気になる方は、現地でぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
“東大寺瓦デザイン”のマンホールが設置された場所はこちら↓






