【岡山市北区】磨屋町に「岡山空襲爆撃中心点説明看板」が設置 戦後80年の節目に平和への思いを伝える
岡山市北区、「岡山中央郵便局」前の交差点付近に、新たに「岡山空襲爆撃中心点説明看板」が設置されました。
また、2025年11月13日(木)には除幕式が行われる予定です。

岡山空襲爆撃中心点説明看板
この看板は、「岡山市戦後80年記念事業」の一環として設置されたもので、1945年6月29日の岡山空襲における「爆撃中心点」がこの場所であったことを示しています。
掲示された説明によると、1945年6月29日の午前2時43分から4時7分にかけて、岡山市はアメリカ軍のB-29による空襲を受け、約95,000発(約890トン)の焼夷弾が投下されました。
その結果、市街地の約63%が焼失し、少なくとも1,737名の市民が命を落としたとされています。
看板には当時の爆撃資料や、空襲直後の岡山市街地(1945年7月5日撮影)などの貴重な写真も掲示されており、訪れる人々が岡山空襲の惨状と戦争の悲惨さを知ることができる内容となっています。
戦後80年以上が経った今も世界各地で争いが絶えない現状の中、この看板は「平和の尊さを未来へ伝える場」として、岡山のまちに新たな意味を刻んでいます。

岡山空襲爆撃中心点説明看板
〈看板が設置された場所〉
看板が設置された場所は柳川筋沿いの「ONLY岡山店」の前付近です。
すぐ横にはハレマチ通りがあります。

岡山空襲爆撃中心点説明看板(設置場所の周辺)
柳川筋の向かいには「クレド岡山」があります。

岡山空襲爆撃中心点説明看板(設置場所の周辺)
現地で実際に足を止め、戦争の記憶に触れてみてはいかがでしょうか。
看板が設置されている場所はこちら↓





