【岡山市北区】岡山空襲の痕跡が残る戦災樹木に説明看板が設置されました
岡山城天守そばの遊歩道沿いにある、岡山空襲の痕跡が残る戦災樹木に、2025年8月13日、説明看板が設置されました。

戦災樹木
岡山市は「戦後80年記念事業」の一環として、岡山空襲の痕跡が残る2本の戦災樹木に説明看板(縦210mm×横297mm)を設置しました。
80年前の6月29日、アメリカ軍の空襲により岡山城は焼失しました。天守そばに立つエノキも炎を浴び、幹の片面が焼けてしまいましたが、生き残った部分が長い歳月をかけて盛り上がり、黒く焦げた部分を覆い隠そうとする姿が今も見られます。
これらの樹木は、戦争の悲惨さを後世に伝える貴重な証人となっています。

戦災樹木の説明看板
〜戦災樹木の周辺〜
説明看板が設置された「戦災樹木」は、岡山城天守そばの遊歩道沿いにあり、すぐ前に岡山城があり、西遠方には月見橋が見えます。

戦災樹木の周辺

戦災樹木の周辺
戦災樹木は、静かに立ち続けながら、80年前の出来事を今に伝えています。岡山城を訪れる際は、天守そばの遊歩道沿いに目を向け、説明看板とともにその姿を確かめてみてはいかがでしょうか。過去を知る小さなきっかけが、平和を考える時間につながるかもしれません。
説明看板が設置された戦災樹木の場所はこちら↓