【岡山市中区】備前国総社宮で春季例大祭が開催　多くの来場者で賑わう

中区祇園の備前国総社宮にて、2025年4月29日に「春季例大祭」が開催され、多くの来場者で賑わいました。

今年(2025年)は拝殿再建から10周年を迎える節目の年にあたり、例年より規模を拡大した各種奉祝行事が行われ、総社宮にゆかりのある有名店による出店屋台も多数並びました。

奉祝行事は夜まで続き、20時からは「プロジェクションマッピング」も行われます。
※「神社バル」は、20時30分までの営業です。

128神社のご祭神を祀る総社 -「備前国総社宮」とは

総社とは多くの神社のご祭神を合祀した神社。当宮は備前国の総社で、創建年代は平安時代と推定されています。その当時からある備前国内(北は旧加茂川町・赤磐市、東は瀬戸内市・備前市、南は玉野市・倉敷市児島・小豆島、西は岡山市一宮・倉敷市連島)百二十八社のご祭神が合祀されており、そのことから当宮へお参りすると一度に全ての神社にお参りしたことになるといわれております。

御正殿(本殿)が平成21年12月末に、拝殿が平成27年4月29日に竣工。全国唯一、平安時代の様式で再建されました。近年では、全国各地から神輿の担ぎ手が集まるほどの賑わいをみせ、また、日本で有数のパワースポットとして雑誌等で紹介されています。

御祭神：大己貴命、須勢理毘売命、神祇官八神、備前国百二十八社の御祭神

「備前国総社宮」公式ホームページより

拝殿再建10周年の節目に開催された今年の春季例大祭は、例年にも増して多くの来場者で賑わい、備前国総社宮の歴史と魅力を改めて感じられる一日となりました。地域の伝統と文化が息づくこの祭りは、今後も多くの人々に親しまれていくことでしょう。

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