【岡山市北区】開花の基準となる桜の木はどこに?―岡山の桜標本木
もうすぐ美しい桜が街を彩る季節ですね。桜の開花予想やニュースでよく耳にする「標本木」ですが、岡山県の標本木がどこにあるかご存じですか?
今回は、「岡山の桜標本木」の場所や開花状況などを見てきましたのでご紹介します!

画像はイメージです
桜の標本木とは?
桜の標本木とは、気象台がその開花状況を観測し、県全体の桜の開花・満開を発表する基準となる木のことで、標本木が「5~6輪以上咲いた」と判断された時点で「開花」、約80%咲いた時点で「満開」となるようです。
岡山の桜標本木はどこ?
岡山地方気象台での桜(そめいよしの)の観測は、「後楽園」の標本木で行っています。

岡山後楽園
実際に後楽園の桜(標本木)を見てきました!
中央一番手前の桜の木が標本木です。

岡山後楽園(桜標本木)
標本木の下には『植物季節観測用標本 ソメイヨシノ 岡山地方気象台』と書かれたプレートが設置されています。

岡山後楽園(桜標本木)
訪問日(2025年3月23日)の標本木は、少しつぼみが膨らんできているようにも見えますが、開花はもう少し先でしょうか。

岡山後楽園(桜標本木)
岡山の標本木の開花時期
岡山の標本木桜は、例年3月下旬から4月上旬にかけて開花しています。
・昨年(2024年):3月30日
・一昨年(2023年):3月22日
(平年:3月28日)
※平年とは、1991年〜2020年の30年の平均値です。

桜イメージ画像
岡山の桜標本木は、毎年春の訪れを告げる大切な存在です。この木の開花が発表されると、街は一気に春の空気に包まれ、多くの人が桜の美しさを楽しみに訪れます。
今年もまた、岡山の桜が咲く季節がやってきます。穏やかな春の日差しのもと、美しい桜の風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
岡山後楽園はこちら↓