【岡山市北区】路地裏にある老舗中華の『華光軒』に行ってきました。厨房ではご夫婦の掛け合いがまるで漫才みたい!
↑今回ご紹介するのは、北区駅前町にある中華料理の「華光軒」。
お店の外観を撮影しようと思っても路地が狭く、後ろに下がるスペースがないので、暖簾を撮影したような写真になりました。
↑少し手前から撮影するとこんな感じ。赤いテントのところが「華光軒」です。
2023年7月半ばにお店を訪ねました。
◆お店の場所
「華光軒」があるのは、岡山駅前商店街の一角。
しかし、アーケードから目立たない路地を入った場所にあるので、普通に歩いていては通り過ぎてしまうような立地です。
↑イコットニコットの建物前から岡山駅方面を向いて撮影。お店は、もう少し岡山駅方面に進んだところ。
↑イコットニコットの前から岡山駅方向に50mほど歩いてきました。
「華光軒」は矢印の路地を進んだ先。
路地といっても大変狭く、そこに路地があることさえ気が付かないほどです。
↑逆方向から見たところ。
↑路地を正面から見るとこんな感じです。両側を建物で挟まれ、人が並んで歩けないほど。
↑お店の前から商店街のアーケードを振り返るとこんな様子です。
◆店内の様子
まさに ”知る人ぞ知る” といった雰囲気のお店。ドキドキしながら引き戸を開けて店内へ…
昭和の時代へタイムスリップしたかのような佇まい。カウンターに5席ほどと…
その後ろには、昭和の食堂を思わせるようなかわいらしいテーブルが2卓。
遅めのお昼をいただきにやって来ましたが、数名のお客さんがいらっしゃいました。
◆華光軒のメニュー
↑壁には手書きのメニューがずらり。↓
メニューの脇には、お客さんからいただいたという写真のほか、色紙もたくさん。メディアの取材なども数多くあったようです。
↑こちらは中国酒のメニュー。
◆じゃじゃめんが人気のようです
今回は、中華そばと餃子を注文しました。
注文した後で気づいたのですが、「華光軒」では「じゃじゃめん」が人気のようです。
今回の訪問でも、辛さをどうするか店主から説明を聞きながら注文を決めている方や、敢えて辛めのじゃじゃ麵に挑戦しているお客さんの姿が見受けられました。
◆中華そばとぎょうざ
↑中華そば(¥600)
器も含めて懐かしい雰囲気が漂う中華そば。澄んだスープを口に含むと、さっぱりとしてマイルドな味わいです。
麺は平打ちの自家製麺。トッピングはシャキシャキのもやしと旨みたっぷりのチャーシューで美味しくいただきました。
↑ぎょうざ(¥600)
中華そばとは対照的でニンニクたっぷり、パンチの効いたぎょうざです。
タレがぎょうざによく合っていて、皮まで美味しくいただきました。
◆華光軒について
現在2代目という店主に伺ったところ、「華光軒」の創業はおよそ80年前。現在の場所に移転してからでもすでに60年が経過しているとのことです。
ご夫婦でお店を営まれています。
お店に入って程なく気づいたのですが、厨房に立つお二人はとても気さく。お二人のやり取りは冗談を交えながら、まるで漫才の掛け合いのようでした。
美味しい食事が、目の前で繰り広げられるお笑いショーで一層美味しくなり、ほっこりとした気分でお店を後にしました。
◎今回は、北区駅前町の中華料理店「華光軒」をご紹介しました。
店主に伺ったところ、お二人の体調などを考慮しながらお店は不定休で営業されているとのことでした。ご来店の際はご注意ください。
華光軒の場所はこの辺り↓