【岡山市北区】看板の通りに進んで10分足らず・・・そこはまるで別世界。『峠の茶屋』に行ってきました。
岡山中心部から津山方面に向かう際に、県道218号線(玉柏野々口線)をよく利用するのですが…
↑その途中でいつも見かけるこの看板が気になっていました。
看板の存在には何年も前から気づいていましたが、これまでに一度もお店に行ったことがありません。
そこで今回は、この看板の『峠の茶屋』に行ってみることにしました。
お店を訪ねてみたのは2023年4月中旬。
◆峠の茶屋への行き方
お店までの経路ですが、県道218号線から行くルートのほかに岡山県運転免許センター方面からも行くことができるので、その両方をご紹介しておきます。
<御津中牧からのルート>
↑北区玉柏から県道218号線を北上します。御津中牧に入ると「峠の茶屋」の看板があります。そこを矢印の方向に入っていきます。
↑この先を道なりにひたすら上り坂を進んでいくと、およそ3kmほどでお店に着きます。
民家がほとんどない山道を進んでいくので、本当にたどり着けるのか少し心配になりましたが、途中で迷うような分岐はありません。
<運転免許センター方面から>
↑国道53号線で岡山市中心部から津山方面に向かって進んでいきます。北区吉宗の「金山口交差点」を矢印の向きに入っていきます。
ここから先は、県道386号線(津高法界院停車場線)を道なりに進んでいきます。
↑「金山口交差点」から700mほど進むと、運転免許センターの看板が出てきますが、左折はせずにそのまま道なりに進みます。(赤い囲みはお店の看板)
↑「金山口交差点」から4kmほど進むと、「峠の茶屋」の看板が立っています。ここで左折して386号線から分岐します。あとは坂を下ると程なくお店に到着します。
◆お店周辺の様子
↑お店の前から運転免許センター方面を向いたところ。店主のご自宅の敷地には巨大なクスノキ。
↑御津中牧方面を向くとこんな感じ。
お店の周囲には数軒の民家があるだけ。車の姿もほとんどなく、鳥のさえずり以外には何も聞こえてこないほどの静けさです。
↑そしてお店はこちら。店主のご自宅の敷地内にお店があります。
お店にたどり着いたときは閉店時間の15分ほど前。店先でもたもたしていたところ、店主がわざわざ出てきてくださって、「まだ営業時間中ですから大丈夫ですよ」とお声掛けいただきました。
◆店内の様子
店内はカウンターに4席と…
↑テーブルが2つというレイアウト。こぢんまりとしていますが、木の温もりが感じられる居心地の良い雰囲気でした。
窓からの景色にも和みます。つい10分ほど前までいたのとはまるで別世界。どこか遠くにでも出掛けたような錯覚に陥ります。
店主に伺ったところ、お店を開いて16年になるとのこと。以前は倉敷市内に住んでいらっしゃったそうですが、田舎暮らしがしたくてこちらに移ってこられました。
かつて納屋があった場所に店舗を建てましたが、黒い梁は以前の母屋で使われていたものを再利用しているのだとか。
↑「峠の茶屋」のメニュー。
なんと郷土料理の「ふなめし」があるのには驚きました。ただ、残念なことに冬季限定メニューでした。
↑今回注文したのは鍋焼きうどん。
↑蓋を取るとこんな感じ。ホタテ・しいたけ・エビ・鶏肉・たまごが入っていました。
柚子の皮からはいい香り。
店主からお話を伺いながら美味しく食事を楽しんでいると、「たぬき丼」も看板メニューとして人気があるのだと教えていただきました。
”別腹” を使わないといけないほどではなかったので…
↑名物「たぬき丼」もいただいてみることに。
親子丼に天かすが入っているような感じで、食べてみると親子丼と天丼がミックスされたような雰囲気。
家庭的なメニューと緑に囲まれて静かな雰囲気が魅力的で、何度も足を運びたくなるようなお店でした。
◎今回は、北区御津北野の「峠の茶屋」をご紹介しました。
峠の茶屋の場所はこちら↓