【岡山市北区】2023年元日は「後楽園」と「岡山城」の入場が無料に。お正月の風情が味わえる行事も開催されます。
岡山後楽園(以下、後楽園)で毎年恒例となっているお正月行事の「初春祭」が来年(2023年)も開催されます。
今回は、後楽園と、令和の大改修を終えたばかりの岡山城のお正月行事をご紹介します。
岡山後楽園
↑後楽園を訪ねたのは2022年12月29日。
お正月の準備も着々と進められているようで、正門前には門松が飾られていました。
↑正門横には、2023年1月1日~3日まで開催の「初春祭」の案内看板が設置されていました。
◆初春祭の概要
◎1月1日
・新春筝曲の会(鑑賞無料)
時 間:10時~14時
会 場:延養亭
※元日は後楽園入園料が無料。
◎1月2日
・祝賀狂言「福の神」(鑑賞料500円)
時 間:1回目開演 11:30~
2回目開演 12:30~
会 場:能舞台(入れ替え制)
※各回先着100名様にふるまい餅をプレゼント
◎1月3日
・お庭茶会「はつはるの会」(茶席料700円)
時 間:10時~15時
場 所:鶴鳴館
・囃子桜友会新春演奏会(鑑賞無料)
時 間:開演 12:30~
会 場:能舞台
後楽園の関係者に伺ったところ、入園無料となる元日の入園者数は、多い年では1万人を超えるそうですが、今年の元日(2022年1月1日)は、コロナ禍のため6千人ほどだったそうです。
◆園内の様子
お正月を目前に控えた後楽園を散策してみました。
↑冬枯れて黄金色になった芝。
この芝は、毎年立春の頃、病害虫の駆除と春の芽出しをそろえる目的で ”芝焼き” が行われます。
早春の後楽園の風物詩ともなっている芝焼きですが、2023年は2月1日に開催されるそうです。
↑高さ約6mの唯心山から園内を見下ろしたところ。
↑花葉の池にかけられた木橋
↑松の幹にわらで編んだ ”こも” が巻き付けられていました。
害虫が越冬のために地上に降りてくる習性を利用して ”こも” に誘い込みます。
虫が動き出す頃と言われる啓蟄を前に、2月になると “こも” は取り外され、越冬している害虫とともに焼き払われます。
↑岡山後楽園の入園料と開園時間
↑2023年1月1日・3日・9日に予定されていた「タンチョウの園内散策」は、高病原性鳥インフルエンザの発生を受けて中止が決定しています。
後楽園に続いて、岡山城にも行ってみました。
後楽園南門から月見橋を渡れば徒歩数分で天守閣に到着します。
岡山城
↑令和の大改修を終え、はじめてのお正月を迎える岡山城。
この岡山城でもお正月のイベントが開催されます。
↑岡山城を訪ねてみたところ、12月29日~31日にかけて休館となっていました。↓
↑新年の開館は、1月1日午前9時~となっていました。
天守閣の入り口前には立派な門松が飾ってありました。
岡山城では、2023年1月1日~3日にかけて「烏城初夢まつり」が開催されます。
◆烏城初夢まつりの概要
◎1月1日
・獅子舞の演舞
時 間:1回目 11:30~
2回目 12:30~
・書き初め体験
時 間:9時~17時
・少年剣士による初稽古披露
時 間:10時~
※元日は岡山城天守閣入場料が無料。
◎1月1日~3日
・お正月遊びコーナー
時 間:9時~17時
・思い出写真の展示
場 所:廊下門
↑岡山城の入場料と営業時間
◎今回は岡山後楽園と岡山城のお正月三が日のイベントについてご紹介しました。
後楽園も岡山城もお正月らしい雰囲気を味わうにはぴったりの場所。暖かくしてお出かけください。
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