今回ご紹介するのは、北区表町で開催のイベント『軽部りつこ オカリーナ作品展 四季の歌笛』

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◆イベント概要

◎開催日時：2022年12月15日(木)～19日(月)
　　　　　　10:00～18:00

◎開催場所：アートスペース ホワイトキャンバス
　　　　　　岡山市北区表町1-6-38
　　　　　　「四代目 四季菜心 城」の2階

◎イベント内容
・ユニークな形をしたオカリーナ（フルーツ笛・歌笛）の展示販売。

・会期中は毎日14時からミニコンサート（予約優先）

・入場無料

◆会場の場所

↑イベント会場は、岡山シンフォニービルからオランダ通を南に100ｍほど進んだところにあります。

写真中央の白いビルの2階が会場で、赤い矢印のところから階段で上がっていきます。

1階部分は、果物などを販売している「四代目 四季菜心 城」となっています。

↑ここから階段で2階に上がります。

◆軽部りつこさんについて

岡山市在住の軽部さんは、ご自身の工房で土からオカリーナを作り、ご自身で作ったオカリーナをステージで披露します。

学生時代はフルートを専攻していたそうですが、大学卒業後は楽器作りの道に進みオカリーナに出会いました。

オカリーナを制作をする中で、演奏依頼の声がかかるようになり、現在はオカリーナの制作・演奏家という肩書に。

最近では親しみやすいフルーツの形をしたオカリーナを作って話題となっていますが、その始まりは清水白桃をモチーフにしたもの。

その後、明石家さんまさんのTV番組に取り上げられ、それがきっかけとなり、フルーツ笛シリーズが登場。

この度、季節を彩る風物詩をモチーフにした新シリーズ「歌笛」を携えて『軽部りつこ オカリーナ作品展 四季の歌笛』が開催に。

◆会場の様子

↑会場のアートスペース ホワイトキャンバス

イベント期間中は、毎日午後2時からミニコンサートが開催されます。

会場には軽部さんの工房で制作されたオカリーナが展示されていますので、ご紹介いたします。

◆フルーツ笛

↑会場にあるフルーツは、食べることはできませんがきれいな音色を奏でることができます。(笑)

軽部さんによると…

一般的に楽器というのは求められている音を出すために、形を自由に変えることができません。

ところがオカリーナは形状の制約が少ないので、いろいろな形にして見た目の楽しさも味わうことができるのです。

↑フルーツ笛はそれぞれが音域を細かく調整されていて、異なるフルーツ同士で合奏ができるようにしてあります。↓

↑色合いや質感まで見事に再現。

◆歌笛

季節を彩る風物詩をモチーフにしたオカリーナが新しく登場しました。

歌笛シリーズでは、そのオカリーナの形にちなんだ童謡などの曲が吹けるようになっていて、分かりやすい楽譜もついています。

↑「こいのぼり」が吹けるこいのぼり笛

↑「ほたるこい」が吹けるほたる笛と、「かたつむり」が吹けるかたつむり笛

↑完全に石と同化したほたる笛

↑「たなばた」が吹ける星笛

↑「どんぐりころころ」が吹けるどんぐり笛と、「大きなくりの木の下で」が吹ける栗笛

↑「ジングルベル」が吹けるツリー笛

↑「ふじの山」が吹ける富士山笛

火口が吹き口になっていて、曲を披露する際にはご来光も披露できるようになっています。

◆ミニコンサートの様子

12月16日午後2時からのミニコンサートも観てきました。

軽部さんご自身の手によって制作されたオカリーナ・フルーツ笛・歌笛で、馴染みのある楽曲が次々に披露されていきました。

オカリーナの特徴やフルーツ笛・歌笛を作ったエピソードなどを交えながらのミニコンサートでした。

↑富士山笛も披露。ご来光の絵柄が見えています。

オカリーナの演奏を目の前で観たのは初めてでしたが、懐かしさを感じるやさしい響きでほっこりとした気分に。

◎今回は、12月15日～19日まで開催の『軽部りつこ オカリーナ作品展 四季の歌笛』をご紹介しました。

クリスマスのプレゼントなどにもピッタリのオカリーナです。ぜひ会場にお立ち寄りください。

会場のアートスペース ホワイトキャンパスはこちら↓