【岡山市北区】2度目の訪問でクリームソーダを飲むことに・・・。奉還町の昭和レトロな喫茶店「エトワール」

↑奉還町商店街にある「喫茶 エトワール」
お店を最初に訪ねたのは2022年9月下旬。
その際に、店主からあるお話を伺ったとこがきっかけで、10月にも再びお店にやって来ましたがそのお話は後ほどご紹介…
さて、奉還町商店街の中でも「喫茶エトワール」があるのは奉還町4丁目。

↑西口筋にある「奉還町東交差点」から西に700mほど行った辺りで、島田筋という大きな通りを越えてさらに西になります。

↑お店の前から東を向くとこんな感じ。
アーケードが無いので奉還町の2丁目・3丁目辺りとは少し趣が異なりますが、こちらも昭和レトロな雰囲気を漂わせています。

↑お店から西を向くとこんな感じ。
この先を150mほど進むと国道180号線に出ます。

↑店主に伺ったところ、お店はオープンから50年が経つそうです。
お店のドアを開けると…

奥の方へテーブルが並べられていて…

↑右にはカウンター席があります。

↑ドリンクメニュー
モーニングは午前11時までで、なんと飲み物の料金に50円の追加で、トーストとゆで卵が付きます。

↑ランチタイムになると、定食屋さん並みにたくさんのメニューが用意されています。

↑初めてお店を訪ねた際には、モーニングセットで飲み物をホットコーヒーにしました。
コーヒーはあとにひかないすっきりとした味わい。サクサクに焼けたトーストは1枚を4つにカットしてあります。

↑たまたま座った席がお店の入口に一番近いテーブル席。
店主によると、この席で以前映画の撮影が行われたのだと教えていただきました。
その映画というのは、1987年に25歳の若さで亡くなった岡山市出身の俳人 住宅顕信を描いた「ずぶぬれて犬ころ」。
実際にご本人がエトワールに来ていたかどうかははっきりしていないそうですが、顕信がこの近所に住んでいたことやよくクリームソーダを飲んでいたこと、そしてエトワールではその当時からクリームソーダを提供していたことなどからエトワールが選ばれたそうです。
そのお話を伺っていたので、次回は同じ席でクリームソーダを飲んでみようと思っていました。

↑10月になると朝晩がめっきりと涼しくなっていましたが、2度目の訪問では迷うことなくクリームソーダのモーニングセットを注文。
※エトワールでは「ソーダ・フロート」という名前になっています。

グラスの内側に無数の小さな泡。何十年かぶりに飲んだクリームソーダの味が懐かしくてたまりません。

↑お店を出た後、顕信の句碑が京橋辺りにあったことを思い出し、訪ねてみました。
京橋の西詰にひっそりとたたずんでいた句碑を思いのほか簡単に見つけることができました。

◎今回は、奉還町4丁目にある「喫茶 エトワール」のご紹介でした。
喫茶エトワールの場所はこの辺り↓





