【岡山市北区】白い暖簾をくぐって尾道へ小旅行。「尾道らーめん燈(あかり)」はラーメン博グランプリ第2位のすごいお店。
↑今回ご紹介するのは、北区田町にある「尾道らーめん燈(あかり)」
お店の場所ですが…
↑写真を左右(東西)に走るあくら通り沿いに「後楽座」があり、その南側の区画にお店があります。
後楽座があるこちらの交差点から南に50mほど進んだ左手です。
※一方通行のため、自動車等で南に進むことはできません。
↑お店の前から後楽座の方を振り返るとこんな感じ。
赤く囲ったところが後楽座の建物です。
↑お店の前から南を向くとこんな感じ。
店主にお聞きしたところ、こちらのお店は2019年11月のオープン。
お店の前の通りは夜になると暗くなるそうで、自分たちのお店で通りを明るくしようと、店名を「燈(あかり)」にしたのだと教えていただきました。
↑メニューはお店の外にも張り出されていました。↓
看板メニューの「尾道ラーメン」のほか、辛口の「うらじゃラーメン」や「カレーラーメン」などがあるようです。
また、ランチタイムには、尾道ラーメンとチャーシュー丼がセットの「燈定食」をはじめ全部で5種類の定食メニューの提供も。
お店を訪ねたのは10月初旬の平日。
遅いお昼をいただきにやって来ました。
中央に大きく「燈」と書かれた白い暖簾をくぐってお店の中に入ると…
↑こちらが「尾道らーめん燈」の店内。
お店の奥へと延びるカウンターに8つの椅子が並べられています。
↑ふと、厨房の方を見上げると、壁には「おかやまラーメン博グランプリ2022」のポスターと、その横には『第2位ランクイン』の張り紙。
店主に伺ったところ、9月半ばに結果発表があったばかりとのこと。
久しぶりに尾道ラーメンを…と思い、「尾道ラーメン」と書かれた白い暖簾を見つけてくぐってみたら、なんともすごいお店だったというわけです。
暖簾でもう一つ気になったのが、” 贈 尾道 井上製麺所 ” の文字。
聞けば、お店で使う麺は本場尾道にある製麺所から仕入れているとのことでした。
今回は「尾道ラーメン(並)¥750」と「レモン唐揚げ(2個)¥280」を注文してみました。
↑整然と美しく盛り付けられた尾道ラーメンが熱々の状態でやって来ました。
早速スープを口に含んでみると、出汁の旨味でまろやかな印象の醤油スープと背脂が見事に調和して味に深みを感じます。
本場尾道から仕入れているというストレートの細麺は噛み応えのある食感で、スープとの相性もとてもいい感じ。
スープ、麺、チャーシューなどそれぞれの仕上がりも素晴らしいのですが、丼の中で全体的なバランスの良さが際立っている印象でした。
グランプリ第2位というのも十分頷けます。
↑続いてやってきたのは「レモン唐揚げ」
表面がカリカリに揚がっていて、食べるととてもジューシー。
食感は明らかにもも肉なのに、胸肉のようにあっさりとしています。
なんと、レモンペーストの中に一晩漬けこんでから揚げているとのこと。
塩コショウを付けて食べると一層美味に。
さて、ラーメン博グランプリ第2位のお店ということで、食事の後で店主にお店のこだわりを伺ったところ…
◎スープ
数種類の醤油に削りガツオや椎茸などをブレンドして9時間かけて完成させています。
その間も古く煮詰まった脂は捨てていくので、さっぱりとした仕上がりになっています。◎麺
細めのストレート麺を使用しています。本場尾道にある井上製麺所から仕入れていますが、この製麺所の麺は地元の多くの有名店でも使用されています。◎チャーシュー
脂身の少ないもも肉を使用しています。大判サイズですがあっさりとして食べやすくなっています。◎ネギ
風味が良くて辛みの少ない九条ねぎを使っています。
とのことでした。
丼の中にこだわりがいっぱい詰まっているのがよくわかりましたが…
![尾道らーめん燈(あかり)の店長](https://okayamanakaku-minamiku-higashiku.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/241/2022/10/PXL_20221004_054526652.jpg)
「おかやまラーメン博グランプリ2022」で堂々2位に輝いた「尾道らーめん燈」店長の江原さん。
接客にもこだわりがあって、お客さんがお店を出る際に、出入り口までお客さんをお見送りするという丁寧さ。
↑「尾道らーめん燈」の味を自宅でも楽しめるようにと、テイクアウト用「家ラーセット」の販売もしていました。
◎今回は北区田町にある「尾道らーめん燈(あかり)」のご紹介でした。
わざわざ尾道に行かなくても「燈」の白い暖簾をくぐるだけで本場の味が楽しめます。ぜひ一度お立ち寄りください。
尾道らーめん燈の場所はこちら↓