今回は、北区御津紙工（みつ しとり）の久保地区全体をステージにした体験型農園「くぼ農園」をご紹介します。

農園を訪ねたのは、2022年9月下旬の平日。

今回はマスカット狩りも楽しんできましたので、その様子も併せてご紹介します。

まずは直売所へ

↑くぼ農園の直売所。

くぼ農園の拠点となる場所で、農園全体の総合案内を行っています。

また、各種収穫体験やピザ体験などの申し込みもこの直売所で受け付けています。

さらに、収穫体験前後に立ち寄れるカフェやお土産コーナーも併設。

↑直売所の駐車場には各種収穫体験などのメニューがずらり。

※2022年の「ニューピオーネ狩り」は終了しました。

↑直売所の中はこんな感じに。

この時期、お店の中はたくさんの種類のぶどうが並んでいます。

↑カフェも併設されていて…

↑メニューもいろいろありました。

続いては、くぼ農園で開催されている収穫体験のいくつかをご紹介…

ぶどう狩り・ベリー Ａ

↑こちらのぶどう園では、ニューピオーネとベリーＡが栽培されています。

ニューピオーネ狩り・ベリーＡ狩りはともに食べ放題で時間も無制限。

※2022年の「ニューピオーネ狩り」は終了しました。

↑みごとに実ったベリーＡ。

ぶどうの房には白い袋がかけられていましたが、撮影のために取っていただきました。

↑園内での食べ放題以外に、量り売りもありました。

ベリーＡの収穫体験の期間ですが、農園の方にお聞きしたところ、種無しのベリーＡは10月上旬ごろまで、そして種のあるベリーＡだと10月中旬ごろまで楽しめるとのことでした。

なお、ぶどう狩りに限らず、各種収穫体験の期間などは、天候や生育状況によって変わる場合がありますので、「くぼ農園 フルーツ狩り・収穫体験」からご確認いただくか、直接農園にお問い合わせください。

ピオーネ・ベリーＡのぶどう園を見学した後はいよいよ…

マスカット狩りを体験！

↑マスカット狩りは、直売所から徒歩で行ける場所。

赤く囲ってあるところが全部マスカットの温室です。

↑マスカット狩りの入口

温室の中はひと連なりの広大な空間になっていました。

農園の方にお聞きしたところ、その広さは700坪以上。

頭上には、たわわに実った「マスカット オブ アレキサンドリア」が一面に広がっています。

岡山県は、この「マスカット オブ アレキサンドリア」の生産量が全国一で、生産量のなんと90％以上を占めていると教えていただきました。

↑数えきれないほどのマスカットの中から、ひときわ大きな房を見つけました。

はさみを入れた瞬間に、房を支えていた左腕が押し下げられるほどの重量感。

大げさでもなんでもなく、油断していたら本当に落としそうになるからご注意を。

↑マスカット狩りは￥2,420（大人）で、食べ放題・時間無制限。

収穫した1房を食べ終わった後は、農園が準備したマスカットの食べ放題となります。

ここからは至福の時間の始まり…

マスカット オブ アレキサンドリアは芳醇な味と香りが特徴で、「果物の女王」とも呼ばれるだけあって甘さも上品。

何度もおかわりをしながら3房分くらいのマスカットをいただき、もうこれ以上食べられないということろで終わりにしました。

↑温室の中から外を眺めると田んぼのあぜ道に彼岸花が咲いているのに気づき、外へ出てみました。

黄金色に色づいた稲穂との絶妙なコントラスト。この季節だけの里山の風景です。

ドラム缶ピザ体験

くぼ農園では収穫体験以外にもバーベキューや、ドラム缶で焼く「ドラム缶ピザ体験」もできます。

↑ピザ焼き体験の材料などは全て農園で用意してくれます。

ただし、火おこしや生地を伸ばす作業などは各自で行うことに…。

テーブルには作り方・焼き方のコツが書かれていました。

↑こちらのドラム缶で焼きます。

なおドラム缶ピザ体験は、2日前までに予約が必要で、土・日・祝日の開催となっていますのでご注意ください。

↑バーベキューはこちらで楽しめます。

バーベキューの場合、食材や器具を持ち込んで、ブースだけの貸し出しというプランもあるようです。

栗拾い

くり拾いは入園料無料で、収穫したものは100g当たり165円で買い取りとなります。

しいたけ狩り

↑しいたけ園

取材時にはほとんどしいたけは生えていませんでしたが…

原木を注意深く見ていくと、ところどころに大きく傘を広げていました。

収穫体験 メニュー表

↑くぼ農園 収穫体験のメニュー表（2022年）

◎今回は北区御津紙工（みつしとり）のくぼ農園をご紹介しました。

この時期、里山は実りの秋を迎えています。ぶどう狩りにピザ焼き、バーベキューなど楽しんでみてはいかがでしょうか。

くぼ農園（直売所）の場所はこの辺り↓

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