【岡山市北区】『音』にとことんこだわりぬいたカフェが表町商店街にオープン。動くジュークボックスにも感動!

「SOMETHING」の外観

↑今回ご紹介するのは、表町商店街に新しくオープンした「MUSIC PUB & CAFE SOMETHING(サムシング)」

「SOMETHING」の外観

お店は「岡田ビル」という建物の半地下部分。

「SOMETHING」のお知らせ

↑お店のお知らせによると…

オーディオ歴50数年のオーナーが、音質にこだわった空間でお茶やお酒を楽しめるお店をオープン。 

お店に置いてあるレコードの中から好きなものをリクエストして聴くことができたり、自分のレコードやCDなどをお店に持ち込んで鑑賞することも可能とのこと。

スピーカーをはじめとするオーディオ機器のメーカー名や型式も紹介されていますが、私に理解できるのはスピーカーのメーカーの「JBL」だけ。

「SOMETHING」のロゴ

店主に伺ったところ、お店のオープンは2022年8月11日で、店名の「SOMETHING」はビートルズの曲名からつけたとのことです。

お店の場所ですが、表町3丁目ということで、アーケード商店街のなかでも比較的南のほうです。

「SOMETHING」の周辺状況

↑お店の前から北を向くとこんな感じ。

「SOMETHING」の周辺状況

↑南を向くと、50mほど先には南時計台があります。

それではお店の中に入ってみることに…

「SOMETHING」の店内

お店の入口から奥の方を見るとこんな感じです。

間口に比べて奥行きが深いレイアウト。

お店の一番奥に左右一対で置かれているのがスピーカーのようです。

「SOMETHING」の店内

入口近くにはバーカウンター。

美しい音楽を聴きながらだと、お酒もきっと美味しいはず。

「SOMETHING」の店内

お店の一番奥の左右に置かれているのがJBLの巨大なスピーカー。店主によると60年以上も前に製造されたものなのだそうです。

「SOMETHING」のスピーカー

↑この巨大なスピーカーは煉瓦ブロックの上に設置されているように見えますが、ブロックからはわずかに浮いているそうで…

「SOMETHING」のスピーカー

↑実際に支えているのは木製のピラミッド型のピース。 面で支えるよりも点で支える方が音がクリアに聞こえるのだそうです。

「SOMETHING」のフローリングの縁切り

↑こだわっているのはスピーカーだけではなくフローリングも。

赤い矢印の部分では、内部にゴムを挟んで ”縁切り” してあり、スピーカーから発生した振動が床面全体に伝わらないように配慮されていました。

「SOMETHING」のオーディオ用分電盤

↑オーディオのためだけに独立して引き込まれた電源の分電盤。

店主によると、照明・空調など店舗用の電源をオーディオに使用するとノイズの原因になるとのことで、電源ケーブルも通常よりも太い径のものを使用しているという徹底ぶり。

「SOMETHING」のオーディオ機器

↑オーディオ機器の背面を見せていただきましたが、太いケーブルが電源用で、それ以外が信号用のケーブルなのだそうです。

「SOMETHING」のジュークボックス

↑続いて店主に見せていただいたのが、お店の入口脇に設置されたジュークボックス。

もともと動かなかったものを入手して、店主ご自身で修理して動くようになったそうです。

「SOMETHING」のジュークボックス

↑ジュークボックスには100枚のシングルレコードが収納されていますが、これもすべて店主のコレクション。曲名リストも店主が作りました。

写真中央の曲名リストが切り抜かれた部分にリクエストしたシングルレコードが自動的にセットされて曲が流れます。

「SOMETHING」のジュークボックス内部

ボディーのカバーを開けると、ジュークボックスの内部はこんな感じになっていました。

中央に黒い塊があるのは全部シングルレコード。

実際に曲をかけていただきましたが、ジュークボックスから聞こえてくる音色は、丸みを帯びてどこか懐かしさを感じさせてくれます。

「SOMETHING」の店内

一通りオーディオのお話を伺ったところで、今度は実際に音楽を聴かせていただきました。

座らせていただいたのはスピーカー正面にある特等席。

飲み物はアイスコーヒー(¥500)を注文しました。

最初は私が自宅から持ってきたお気に入りのCD。

細かい部分の音の描写が素晴らしく、こんな音まで入っていたのかと驚く始末。

そして何より凄いのは臨場感。目を閉じると、目の前にステージがあってそこで演奏しているかのようです。

「SOMETHING」のオーディオ機器

↑CDプレーヤー(左)も見たことがないような構造で、レーベル面を下にしてセット。読み取り用のレンズはCDの上部にあって、それを左右のワイヤーで引っ張る仕組み。

続いて、お店のレコードを聴かせていただきました。

「SOMETHING」のレコード

最初にかけていただいたのは、店名にもなっている「SOMETHING」が収められているビートルズの「アビイ・ロード」。

先ほどのCDでも臨場感が凄かったのですが、レコードの場合さらにリアルで、本当に目の前で生演奏を聴いているような感覚でした。

「SOMETHING」のメニュー

今回お店を訪ねたのは8月下旬の平日・正午前でした。私以外にお客さんはいらっしゃいませんでしたが、お客さんがいらしても順番にリクエストには応じていただけるようです。

オーディオ歴50年以上の店主がこだわりぬいて作り上げた「SOMETHING」という特別な空間で音楽鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。

◎今回は8月11日に表町3丁目にオープンした「Music PUB & CAFE SOMETHING」のご紹介でした。

取材時はまだお店を立ち上げたばかりで、営業時間はお昼ごろから午後6時ごろまでで、お休みも不定休とのことでした。

「Music PUB & CAFE SOMETHING」の場所はこちら↓

すずめ

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