【岡山市北区】昭和53年にオープンの純喫茶「ラグリマ」。ギターの名曲が昭和レトロな喫茶店の名前に。

「純喫茶 ラグリマ」の外観

↑今回ご紹介するのは、北区柳町にある純喫茶「ラグリマ」。

お店の窓が並んでいる場所には背の高い木が植えられていて、天然のブラインドといった感じ。

「純喫茶 ラグリマ」の外観

↑そして入り口付近にはたくさんの鉢植え。

「純喫茶 ラグリマ」の看板

お店の前を通るたびに、いつかは訪ねてみたいと思っていたこちらのお店。

2022年6月初旬にモーニングをいただきにやって来ました。

「ラグリマ」という店名は知っていましたが、お店の看板をよく見ると、”純喫茶” とあって、更に期待が高まります。

木で作られた格子のドアを開けて中に入ると…

「純喫茶 ラグリマ」の店内

↑店内の様子。

落ち着いた色調の店内に赤いビロードの椅子が目を引きます。

パーテーションで仕切られた向こう側にも…

「純喫茶 ラグリマ」の店内

↑テーブル席が奥まで並べられています。

純喫茶というだけあって、飲み物のメニューは豊富にありますが、フードメニューはトーストとサンドイッチがそれぞれ数種類というメニュー構成。

モーニングは飲み物の料金のみで、トーストとゆで卵がついてきます。

「純喫茶 ラグリマ」のモーニング

↑ブレンドコーヒー(¥400)のモーニングを注文しました。

ミルクは一人用の小さなミルクピッチャーに入って、おしぼりはタオル。昭和の喫茶店らしいスタイルです。

「純喫茶 ラグリマ」の店内

店主に伺ったところ、「ラグリマ」は昭和53年(1978年)の創業。

創業当時の店舗は現在の半分ほどのスペースでしたが、のちに改装して広くしたそうです。

「純喫茶 ラグリマ」の店内

壁に飾られてある写真や絵画は、知り合いの方からお借りしているものなのだそうです。

「純喫茶 ラグリマ」の店内

お店の名前について伺ったところ…

ラグリマとはスペイン語で「涙」という意味ですが、店名にしたのはクラッシックギターの曲が由来なのだそうです。

店主ご自身もクラッシックギターを楽しまれていたようで、

「別のクラッシックギターの曲も店名の候補としてありましたが、それは既にほかのお店の名前になっていたので ”ラグリマ” に決めました」

と教えていただきました。

「純喫茶 ラグリマ」の店内

店内にはこの季節らしい柏葉紫陽花やシモツケなどが花びんに活けられていて、今回座った席の窓際にはスモークツリーを飾ってありました。

窓越しにはお店の植え込みがあって、ちょっとした隠れ家のような雰囲気も楽しめます。

「純喫茶 ラグリマ」の看板

店内でゆっくりと過ごしていると、先ほど店主がおっしゃっていたもう一つの店名の候補の曲名が気になり、支払いの際にでも尋ねようと思っていたのですが…

気が付くと、もうお店を出たあと。

「ラグリマ」という曲を調べてみると、多くのクラッシックギター奏者の演奏が動画サイトにアップされている有名な曲でした。

「ラグリマ」を聴いてみたところ、聞き覚えのある大変美しい音楽。

ますますもう一方の曲のことが気になり、近いうちにまたお店を訪ねようと思っています。

◎今回は北区柳町の純喫茶「ラグリマ」のご紹介でした。

ラグリマの場所はこちら↓

すずめ

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