【岡山市南区】祝! 外環状線の「笹ケ瀬令和橋」が開通。ところで岡山市内には3つの環状線があることをご存知でしたか?

2022年4月17日、外環状線の一部となる「市道藤田浦安南町線」の供用が開始されました。

国道30号線の「錦南」交差点から南区役所前までの延長約1.6kmという、距離だけで言えば短い区間ですが、この区間の目玉となるのは…

笹ケ瀬令和橋

↑藤田地区と浦安地区の間を流れる笹ケ瀬川に架かる「笹ケ瀬令和橋」。

笹ケ瀬令和橋

↑「笹ケ瀬令和橋」の橋の上の様子。

片側1車線の車道と、その南側には自転車・歩行者道が備わっています。

橋の上から東を向くと、右手前方には岡山市総合文化体育館(浦安体育館)が見えています。

岡山市内の環状道路について

さて、今回供用開始となった「笹ケ瀬令和橋」を含む「市道藤田浦安南町線」は、岡山市中心部を取り囲むように延びる「外環状線」の一部となっています。

令和3年度岡山市の道路事業パンフレットの一部

令和3年度版「岡山市の道路事業」

実は岡山市内には環状線と呼ばれる道路が3つあって、都心部に近い方から順に「内環状線」「中環状線」「外環状線」となっています。

岡山市内の交通渋滞の原因の一つとして、通過車両が都心部まで流入していることがあります。

都心に向かう交通を分散させたり、通過目的の交通を都心を通らずに移動できる機能を3つの環状線に持たせて渋滞の緩和を図るというものです。

各環状線の開通率を、岡山市都市整備局道路部道路計画課の職員の方に教えていただいたところ、

 ◎内環状線:97%(R3年3月31日現在)

 ◎中環状線:77%(R3年3月31日現在)

 ◎外環状線:49%(市道藤田浦安南町線を反映)

とのことでした。

さて、「市道藤田浦安南町線」の供用開始は、4月17日午後3時でしたが、当日の供用開始前の様子も写真に納めましたので併せてご紹介いたします。

供用開始前の様子(藤田側)

供用開始前の市道藤田浦安南町線

↑国道30号線の錦南交差点から東向きに撮影しました。

午前7時ごろに現地を訪ねたところ、誤進入を防ぐためにバリケードが設置されて警備員の姿もありました。

錦南交差点から西の風景

↑同じ場所から西を向くとこんな感じに。

この先も外環状線となりますが、こちらは国土交通省が管轄する工事区間で、「岡山環状南道路」という名称です。

この「岡山環状南道路」が完成すると、国道2号線の大樋橋西交差点で、同じく外環状線の一部である「岡山西バイパス」に接続します。

工事中の笹ケ瀬令和橋

2021年5月撮影

↑ご参考までに、1年ほど前に撮影した工事中の「笹ケ瀬令和橋」。

この時点ではまだ橋桁の一部が架設されていませんでした。

供用開始前の様子(浦安側)

供用開始前の市道藤田浦安南町線

↑千両街道と新道が交差する「文化体育館西」交差点から撮影したもの。

こちらも藤田側と同様にバリケードが設置されていました。

市道藤田浦安南町線開通の記念式典の準備

↑浦安側の橋の手前では開通式の準備が行われていました。

笹ケ瀬令和橋

↑橋の脇には自転車・歩行者用のスロープがありました。

供用開始後の様子

開通式は午前中に行われたようですが、一般車両の通行が可能になるのは午後3時の予定。

午後3時半ごろに再び現地を訪ねてみたところ、すでに橋の上を車が行き交っていました。

笹ケ瀬令和橋

↑橋の上からの眺めを楽しんでみようと思いスロープがある所まで行ってみると、すでに多くの人が自転車や徒歩で渡り初めをしていました。

笹ケ瀬令和橋

↑スロープを登りきると真横では車が走行しています。

橋の上からの眺め

さて、橋からの眺めですが…

笹ケ瀬令和橋からの風景

↑南を向くと金甲山や千両街道の笹ケ瀬新橋が見えていました。

笹ケ瀬令和橋からの風景

↑少し右に視線をずらすと、笹ケ瀬新橋のさらに右には常山の姿がくっきりと。

笹ケ瀬令和橋からの風景

↑橋の北は車道越しに、大きくカーブした笹ケ瀬川の上流の様子がよく見えています。

笹ケ瀬令和橋

↑コンクリート壁にはひらがなで書かれた銘板が設置されていました。

◎今回は4月17日に供用開始となった「市道藤田浦安南町線」・「笹ケ瀬令和橋」を取り上げました。

笹ケ瀬令和橋はこの辺り↓

すずめ

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ