【岡山市中区】夢二郷土美術館に「黒の助バス」が登場。バスの降車ボタンがネコの肉球?
2021年12月24日、後楽園方面から蓬莱橋を渡っていると、夢二郷土美術館本館の敷地内にクリスマスのデコレーションを施したバスの姿が…。
何のイベントかと思い、立ち寄ってみることに。
岡電バスの「夢二黒の助バス」がクリスマスのデコレーションを施して、無料公開となっていました。
このイベントは12月24日・25日限定で、25日は午後2時までの予定ということです。
岡電バスの方にお聞きしたところ、このバスは運行開始が2018年3月で、岡山駅から後楽園と夢二郷土美術館を結ぶ直通バスだということでした。
ただ、コロナ禍で2020年4月からは運休が続いているそうです。
↑夢二黒の助バスの車内はこんな感じ。
座席はすべて黒猫の「黒の助」の絵柄。
↑運転席までこの徹底ぶり。
↑リースの下にある「降車ボタン」にご注目。
↑「お降りの方はこの肉球を押してニャ~」と書かれてあります。
運行中にこれを押すと、「ブー」ではなく「ニャ~」とねこの鳴き声が車内に響くそうです。
この降車ボタンの存在を知った子供たちが、お父さん、お母さんの制止を振り切ってボタンを押そうとする光景が目に浮かびます。
黒猫の「黒の助」と夢二郷土美術館の関係をよく知らないので、良い機会だと思い夢二郷土美術館に入ってみることに。(入館料:大人¥800)
竹久夢二は現在の岡山県瀬戸内市出身の画家で、現代風に言えば、マルチアーティストの先駆けとも言える存在でした。
美術館の方にお聞きしたところ、随一のコレクションを誇り彼の作品や資料をあわせて3,000点以上所蔵していて、そのうち100点以上を展示しているそうです。
年間に4回企画展を行い、展示作品を入れ替えるため、季節によって何度訪れても楽しめるようになっているとのこと。
そして、黒猫の「黒の助」と美術館の関係については…
2016年のある日、美術館の職員の方が通勤途上で車にひかれそうだった黒い仔猫を保護したことがそもそもの始まり。
↑夢二がかつて描いた黒猫とそっくりなこと、保護された日が夢二の命日(9月1日)の数日前だったことなど不思議な縁を感じ、猫の名前を夢二のご長男の名前(虹の助)にあやかって「黒の助」にしたそうです。
その年の12月24日に「黒の助」に「お庭番」という辞令が交付され、今年(2021年)12月21日には「お庭番頭」に昇進しています。
↑夢二郷土美術館に入ると、黒の助の水戸岡鋭治氏デザインの執務室 があります。
↑気まぐれ出勤の黒の助ですが、12月24日は幸運なことに出勤していてお目にかかることができました。(12月25日も出勤するとのことです)
↑今日はクリスマスイブ。サンタの衣装を着てお仕事。
眠るのも仕事のうちニャ~。
↑夢二郷土美術館では「松田基コレクションⅪ」という企画展が開催されていました。
↑同じ敷地内には「art cafe 夢二」というカフェがあり、夢二郷土美術館が版元の夢二の復刻木版画の展示・販売やこだわりのオリジナルミュージアムグッズ販売、店内飲食もできるようになっています。↓
↑夢二の作品をご覧になったあと、カフェでゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
なお、お庭番頭の黒猫「黒の助」の ”出勤” は不定期ですので、彼のSNSをご確認ください。↓
夢二郷土美術館 本館の場所はこちら↓