【岡山市北区】昼間から妖しい雰囲気を放つ、異色の定食屋さんを発見! お店の名前は「尻上がり食堂」
↑北区表町1丁目にある「表町1号ビル」の前に、のぼり旗がいくつも立っています。
↑少し近寄って見たところ、お昼の食事ができるお店のようです。↓
↑お店の入り口左側には、一度目にしたら忘れないほど個性的なお店のポスター。
そして、「尻上がり食堂 上海文芸復興 婦人部」というお店の名前も、看板に負けないくらいに個性的。
↑その一方で、入口右側の看板には、「キッチンBAR 上海ルネサンス」とも書かれてあります。
定食屋さんとバーが同居しているのでしょうか?それともお店が2軒別々にあるのでしょうか?疑問が次々に湧いてきます。
↑店名に ”上海” とありましたが、看板メニューを見る限り中華のお店ではなさそうです。
この日の日替わりランチは、「カレイの煮付とクリームコロッケ定食」と「豚カツ定食」。
カレーランチだと、キーマカレーとグリーンカレーから選べるようで、その両方が楽しめる2種盛というのもあるようです。
どんなお店なのか見当もつきませんが、食事のお値段は手ごろなので入って見ることに…。
↑通路に灯る妖しい光に吸い込まれるように、地下に続く階段を下りていきます。
↑今の時刻が昼間の1時半であることを忘れさせるような雰囲気。
階段を下り切った左側にドアがあり、開けてみると…
↑アンティークの家具や雑貨に囲まれて、タイムスリップしたかのよう。
1930年代の上海のナイトクラブをイメージしているとのことです。
お店はご夫婦でされていて、先ほどから気になっていたお店のことなどをいろいろとお伺いしました。
最初は「上海ルネサンス」だけの営業でしたが、その後ランチを提供する「尻上がり食堂 」も始めたそうです。
昼間は「尻上がり食堂」、そして夜は「上海ルネサンス」という営業形態でした。
「尻上がり」という店名については、ご主人が瀬戸内市の尻海(しりみ)のご出身で、地名の「尻」の文字をお店につけたとのこと。
店内にはテーブル席のほか、カウンター席もあります。
以前は店内でライブ演奏も行われていたそうです。
↑2種類ある日替わりランチから「カレイの煮付とクリームコロッケ定食(¥800)」を頼んでみました。
ご飯は玄米と白米から選ぶことができます。
ふっくらとしたカレイの煮付とクリームコロッケは大皿に乗って出てきました。
↑大皿にはクリームコロッケのほかに、筑前煮・マグロの刺身・ミートボール・出汁巻き卵・サラダと品数豊富でワクワクします。
お料理の一つ一つが丁寧に作られていて、お値段もお手頃。
別の日の日替わりも食べてみたいと思わせる内容でした。
お店の入り口から始まる異空間とお食事の両方が楽しめる「尻上がり食堂」、よろしければぜひどうぞ。
◎今回は北区表町1丁目にある「尻上がり食堂」のご紹介でした。
尻上がり食堂の場所はこちら↓