【岡山市】『限りなく皆既月食に近い部分月食』が11月19日の夕方から東の空で見られます。
2021年11月19日(金)の夕方から夜のはじめ頃にかけて、東の空で「部分月食」が全国で見られます。
今回の部分月食では、月の直径の97.8%が地球の影に入り込むので、皆既月食に限りなく近い「部分月食」とも言えます。
↑こちらの画像は東京都での月食の進行を説明したものです。
「月食の始まり」「食の最大」「月食の終わり」は岡山で観測しても同じ時刻で進行していきます。
ただし、「月の出」の時刻は各地で異なるため、「国立天文台暦計算室」というサイトで月食当日の岡山での月の出時刻を調べたところ、16時55分でした。
部分月食の始まりが16時18分ということなので、岡山では月が欠けた状態で空に昇ってくる「月出帯食」になります。
さて、気になるのが部分月食当日のお天気です。
2021年11月18日05時 岡山地方気象台発表の天気予報では、岡山県南部の19日(金)の天気は『晴れ』となっています。
今年5月26日には皆既月食がありましたが分厚い雲に覆われて見ることができませんでした。
今回は雲のない澄み切った空のもとで、”限りなく皆既月食に近い部分月食” を見たいものですね。
ご参考までに、日本全国で見られる次の月食はおよそ1年後の、2022年11月8日に起こるもので、こちらは皆既月食となります。
11/19に #部分月食 があります。 #国立天文台 三鷹キャンパスよりライブ配信を行う予定です。
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ニコ生(公式) https://t.co/pQV36kqIAc
16時配信スタートです。解説は、山岡均 広報室長と渡部潤一 副台長でお送りします。
どうか晴れますように!— 天文情報センター中継用アカウント (@prcnaoj_live) November 17, 2021