【岡山市北区】JR貨物岡山機関区の社員食堂『JR貨物食堂』は一般のお客さんも入れます。
↑日本貨物鉄道㈱(以下、JR貨物)岡山機関区の敷地内に、一般客も入れる社員食堂「JR貨物食堂」があると聞いて訪ねてみました。
↑岡山機関区の建物に向かって右側手に食堂があります。
↑この看板「一般の方もどうぞ」がなければ入ることをためらってしまうロケーションです。
↑ずらりと並んだ自販機の横に入り口があります。
↑食堂の中はこんな感じ。
↑JR貨物食堂のメニュー
社員食堂というだけあってどれも格安。かけうどんやかけそばにいたっては180円という破格。
↑こちらは丼もの、定食、カレーのメニュー。
この食堂で20年間も食事を提供してきた店主にお話を伺ったところ、時間帯によって数種類の定食を用意しているとのこと。
朝の開店と同時に提供されるのは、焼き魚がついた朝定食でお値段は350円。
お昼は11時から500円の日替定食(かけうどんと日替りの丼もののセットで30食限定)
夕方5時からは600円のA定食と650円のB定食があります。
(※2021年8月取材)
午後4時ごろ食堂を訪ねたので、残念ながら定食を頂くことはできませんでしたが、うどんセットも人気だと教えていただき注文しました。↓
↑かけうどんとチャーハンのセット、これで500円です。
ラーメンとチャーハンのセットは何度となく食べたことがありますが、うどんとチャーハンの組み合わせは初めてでした。
お店の様子や紙ナプキンに包まれたスプーンがノスタルジックな雰囲気を醸していて、一昔前に戻ったような懐かしさの中でおいしくいただきました。
さらに間近で時折聞こえてくる機関車の警笛の音、鉄道ファンの方にとっては最高のお食事処ではないでしょうか。
↑食事のあと岡山機関区の周辺を散策しようと建物の前を歩いていると、玄関前に蒸気機関車の動輪が展示されていました。
近くにいらした社員の方にお話を伺ったところ、岡山機関区では運転士さんが120名ほど、工場では50名ほどの方が在籍しているとのこと。
↑先ほどの動輪についても詳しい解説をしていただきました。
車輪の中心に組み込まれた車軸に何やら刻印がされていますが…”シ32” と、”TT” で、昭和32年に兵庫県の鷹取工場で組み立てられたという意味なのだそうです。
↑ついでに駐輪場に停められた、ピンクのかごが取り付けられた自転車のことが気になり尋ねると、運転士さんが乗務のために移動するのにこの自転車を使い、運行書類などが入ったカバンをピンクのかごに入れて運ぶのだそうです。
怪力の機関車を操る運転士さんが、ピンクのかご付き自転車に乗ってる姿を想像して思わずにんまり…。
↑当然といえば当然ですが、貨物食堂のすぐ隣はJR貨物の工場があり、ディーゼル機関車や電気機関車がズラリ。
機関車の運転士になったつもりで社員食堂でお食事なんていかがでしょうか。
☆もぐろ様、情報提供ありがとうございました。
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